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2015-05-11

【Rosetta Stone】海外帰国子女の私が味わった言語学習の紆余曲折

Rosetta Stone® Foundationsは、ダイナミックイマージョンという、あたかも幼児が母国語を学ぶときのように、その言語環境にどっぷり浸って自然に吸収する、そんな場面を再現した学習手法が特長です。

しかし、実際には、言語の学び方は人それぞれ。他者の言語習得までの経験を知るのも、学習の参考になるのではと考え、今回は個人的な話で恐縮ですが私の体験を少々お話ししてみたいと思います。

hollywood写真提供元: "5000 Free Stock Photos"( http://www.public-domain-photos.com/ )

二度まっさらな状態から英語を学ぶ

母国語の話者であれば、言語習得までの道のりを特に意識したことはないでしょうし、逆にある程度成長してから勉強した場合はきっと挫折の一度や二度は経験しながら、苦労してスキルを磨いていったのではないかと思います。

私は、同じ英語を学ぶ上でその両方の経験をしたというある意味特殊な例かも知れません。

私は、いわゆる海外帰国子女で、父親の仕事の都合で幼少期の4年ほどを米国で過ごしました。とは言っても4年間通して住んでいたのではありません。2年ずつ2回、違う時期に別の都市(ニューヨークとロサンゼルス)に住みました。そして、2度まっさらな状態から英語を学んだのです。

最初は、私が2歳のときでした。2歳と言えば、母国語を覚えるのもまだ道半ばという時期。両親に聞くと、私は移住後すぐに英語を覚え、日本語で話しかけられても英語で答えるようになっていたということです。近所の保育園に通い、現地の友だちと遊んでいました。当時の私には英語は事実上母国語でした。特に、英語を覚えるのに苦労した記憶はありません。

覚えたはずの英語は…

4歳で帰国し、東京都内の幼稚園に入園。当初は言葉の壁や生活習慣の違いに戸惑いながらも、僅か2、3ヶ月で慣れ、日本語も普通にしゃべるようになっていました。面白いのは、私が日本語を習得した頃には、英語はすっかり忘れていたことです。

「鉄は熱いうちに打て」という諺がありますが、熱い鉄は吸収力が高い反面、「忘れる力」も高いことを私は身をもって経験しました。大人ならば、なまることはあっても完全にリセットされることはあり得ないですから。

仕切り直し、崖っぷちの先に見えたものは?

次に米国に行ったのは11歳、小6のときでした。「再び米国に行って英語は思い出しましたか?」と聞かれることがありますが、そんなことは全くなく、普通の日本の悪ガキになっていた私にとって、米国の生活環境など未知の世界。英語なんて全くできません。初めて向こうの公立学校に放り込まれた日の恐怖はいまだに鮮明に覚えています。

他の生徒が算数やら理科やらの授業を受けている中、私はというと、クラスメートが交代で面倒を見てくれて、教室の片隅でひたすら英語のワークブックと格闘する日々。家に帰れば英語の家庭教師が待っていました。

「言いたいことはあるけどうまく言えない。聞きたいことも山ほどある。でも、話しても通じなかったらどうしよう。」羞恥心と恐怖心の入り乱れる悶々とした気持ちを抱えながら、毎日を過ごしていました。

日本の学校との違いに戸惑い、先生や生徒と衝突することもしばしば。意味も判らないまま先生に怒られ、校長室に呼び出されたこともありました。体育の授業中トイレに行きたくなり、校舎に向かおうとしたらさぼろうとしていると勘違いされ、他の生徒に阻止されたことも。その際も「おしっこがしたい!!」の一言が英語で言えず、絶望の中日本語でわめき散らす始末。貸してもらったものを返す際の簡単な「thank you」の一言も恥ずかしくて言えない。

日本の学校ではお調子者で目立ちたがり屋だった私は、いつの間にやら内向的で無口な少年になっていました。

心が折れそうになる日々でしたが、そんな中でも意思の弱い私に英語学習を続けさせたのは崖っぷちに立たされたという危機感に他なりません。

そんなある日、意を決して先生に自分の言いたいことを英語で話してみました。すると、なんと!通じるではありませんか。その瞬間、私の中にあった大きな憑き物がすっと落ちていくのを感じました。自分でも気づかないうちに、こつこつ毎日勉強していた英語が実を結んでいたのです。

それからの私は堰を切ったように話すようになりました。このとき習得した英語は、苦労したこともあってか、その後私の中に定着したようです。

言語学習の最大の障壁は?

このような経験からひとつ思うのは、「自分は英語(あるいは他の言語)ができない」と思っている人の中には実は相当できる人もいるのではないかということです。かつての私と同じく自ら殻に閉じこもり、できないと思い込んでいる。ことばの上達において、最大のハードルは実は語彙を増やすことでも、文法を学ぶことでもなく、この殻を破ることなんだと私は感じています。

楽しい学習環境で、ネイティブのコーチとの会話も弾むRosetta Stone®ソリューション。あなたの殻破りのお手伝いができれば我々としてもこんなに嬉しいことはありません。

言語学習に手遅れはありません。さあ、新しいことばを学んでみませんか?

by sumori