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2016-12-26

教育ICT最前線、EDUCAUSE 2016参加レポート

年の瀬も押し迫り、一段と寒くなってまいりましたが、皆さまお元気ですか。寒い日には鍋料理と日本酒が恋しくなるsumoriです。

少し時間が経ってしまいましたが、10月に米国のアナハイムで開催されたEDUCAUSEの年次大会(ANNUAL CONFERENCE)に参加してまいりましたので、その様子をご報告したいと思います。

Anaheim Convention Center 会場のAnaheim Convention Center

EDUCAUSEとは

EDUCAUSE(エデュコーズ)とは、ICT技術の活用によって高等教育を進歩させることを使命とする、米国の非営利団体(NPO)であり、高等教育関連の団体としては米国では最大級のものです。毎年、秋に年次大会を開催しており、今年は10月25日から28日までの計4日間、ディズニーランドにほど近いアナハイム・コンベンションセンターでの開催となりました。

アシストマイクロとしては、学習管理システム Blackboard Learnを始めICT技術を活用した多様な文教ソリューションを日本の市場に提案してきた自負がありますが、米国および世界の最新動向を肌で感じるためにも是が非でもこの場に居合わせたいという思いがありました。

1st Floor

規模の大きさに圧倒される

初日、会場に足を踏み入れ、その規模の大きさに圧倒されてしまいました。主催者によると参加者は8,000人にものぼり、うち1,500人は初めての参加者だそうです。用意された講演数はポスターセッションや企業講演も含めると600以上。同時にいくつもの講演が進行しているので何を聞いていいのか迷ってしまいます。

スケールの大きいGeneral Session会場 スケールの大きいGeneral Session会場

ハイライトはラーニングアナリティクス

全体として、特に際立っていたのはラーニングアナリティクス(LA)のトピックで、どこのセッションでも聴衆からの質問も多く、熱い議論が展開されていたのが印象的でした。日本でも2016年はLAがバズワードとして注目された年だったと思いますが、この分野で一歩先を行く米国でも正に今、この話題が旬であることがよくわかりました。

学生を成功に導くため、そしてひいては学校組織運営の成功へとつなげるため、南カリフォルニア大学、メリーランド大学といった米国の大きな大学がプロジェクトを立ち上げて取り組んでいる事例に接し、大きな刺激を受けました。LAは導入したら終わりというものではなく、その後の試行錯誤の繰り返しにより改善を図っていくことが重要、と講演者たちが口々に強調していたのは、うんうんと頷いてしまいました。

アシストマイクロでも、今年は長崎で開催した教育改革シンポジウムなどでLAをテーマとした活動を展開してまいりましたが、今後の日本の教育現場でのLAの展開の道筋の一端が見えた思いです。

展示会場では

一方、弊社が取り扱う学習管理システム(LMS)テーマとした講演が少なかったのも特筆すべき点でした。これは、決してLMSが重要でなくなった訳ではなく、既に学習環境の中で当たり前のように使われる、いわば鉛筆やノートのような存在になっていることの証だったように思います。事実、LAをテーマにした講演でも、LMSのデータをどのように扱うかという話題は当然のように語られていました。

Blackboard booth Blackboard社ブース

展示スペースでは、300社に上る出展者がひしめき合い、最先端のICTソリューションを紹介していました。そこで目立っていたのはクラウド関連のソリューションでしょうか。様々なシステムがクラウドに移行する中、ネットワーク、サーバのセキュリティに関するソリューションのブースも非常に賑わっていました。

弊社としては、Blackboard社、Kaltura社のブースが盛況だったのも嬉しいことでした。日本で彼らのソリューションを紹介する立場としては、彼らの元気が我々の元気につながります!Blackboard社はアナリティクスにモバイルソリューションと、LMS一辺倒ではないところを示していましたし、Kaltura社は動画ソリューションで、録画、配信ができるだけでなく、自動的に動画内の音声やテキストをタグ化し簡単なサーチを可能とするKaltura REACHというオプションも紹介。動画分野での先駆者を印象付けていました。

Kaltura booth Kaltura社ブース

日本でも

12月には、日本のEDUCAUSEと称される大学ICT推進協議会(AXIES)が京都で年次大会を開催し、EDUCAUSEの会長、ジョン・オブライエン氏が基調講演を行いました。弊社も参加しましたので、次回はそのご報告もできたらと思います。

アシストマイクロでは、最新の動向を注視しながら、皆さまの教育を一歩、二歩前に進めるソリューションを提案してまいりたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。

by sumori