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2017/06/07企業の語学研修成功の5ステップ:その3 現実的な最終目標を設定する
- Rosetta Stone関連
- Rosetta Stone
弊社にお問合せいただく企業の皆様が陥っている状況として多いのが、経営層は社員の語学力向上に意欲満々な一方、当の社員たちは日々の業務に忙殺され使うかもわからない外国語の習得には意欲ゼロ。その間で語学研修担当者は板挟み…というパターンです。なぜこのような状況になるのでしょうか。 Rosetta Stone社が世界中の200以上のエグゼクティブへの調査をもとにまとめたホワイトペーパー「語学研修成功の5ステップ(原題:“5-STEP GUIDE to Successful Language Training”)」では、2つめのステップ「現在の社員の語学力を測定する」に続く3つめのステップとして、「現実的な最終目標を設定する」ことを挙げています。 「現実的な目標」と聞いて、皆様はどのような目標を想像なさるでしょうか。 定量化されたわかりやすいものにする?社員の負担を考慮して高すぎないものにする? Rosetta Stoneは、企業が設定する語学研修の最終目標は、社員自身のメリットとつながっている必要があると考えます。 なぜ、2つがつながっていることが必要なのでしょうか。 みなさんもご存じのとおり、語学研修の成功には社員の学習モチベーションを引き出し維持することが欠かせません。 このために、2つめのステップで紹介したように、明確な最終目標を社員に伝えることはもちろん必要です。しかし、第二言語の習得という長く険しい道のりを走りきるにはさらに、語学研修は自分自身の日常業務や将来にとってもメリットになる、と社員が理解し、語学研修を「自分事」としてとらえていることも必要なのです。 では、語学研修が社員にもたらすメリットにはどのようなものがあり、どうやって企業としての目標とつなげることができるでしょうか。Rosetta Stoneは、企業側の目標と社員側のメリットの例を、いくつか挙げています。 このほかにも業種や職種によって様々な目標と社員にとってのメリットがありそうです。簡単に思い浮かばない場合は、こちらの記事も参考になさってください。 そもそも語学研修は日常業務にどんな効果があるのか?学習者の生の声から探る 語学研修で従業員の語学力が向上すれば、組織にとってはプラスになる、というのは、皆様当然のようにご認識していらっしゃるかと思います。 しかし、「語学研修の成果が普段の仕事にどう役立つんですか?」と従業員から改めて聞かれたら、自信を持って明確に答えらますか?… もし今現在社員に提供できるメリットが見当たらなければ、昇進条件に新たに語学研修の修了要件を盛り込む、一定の成果を出した人は海外プロジェクトのメンバー入りを可能にする等、メリットを新たに作り出しても良いでしょう。 子供の頃、大人から一方的にああすべき、こうすべきと言われ、逆にやる気を失った経験をお持ちの方も多いと思います。 ぜひ本記事を参考に、企業が設定した語学研修の目標を、一方的に社員に強要しているだけになっていないかを、見直してみてくださいね。 それでは、4つめ以降のステップもお楽しみに! 「企業の語学研修成功の5ステップ」全5ステップ目次 その1 語学研修を重要な事業戦略として位置づける その2 現在の社員の語学力を測定する その3 現実的な最終目標を設定する←本記事 その4 学習風土を定着させる その5 効果測定と評価を行う Rosetta Stone社のホワイトペーパー(英語)のダウンロードはこちら。 http://businesshub.rosettastone.com/guides-business/5-step-guide-to-successful-language-training ※この調査結果についてのご質問や詳細については、弊社にお問い合わせいただいてもお答えしかねます。ご了承ください。
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2017/06/01【現場に即したBPMとは】Part2-プロセスオーナーの重要性
- BPMコラム
- BP Director
こんにちは。BPM&ワークフローソフトウェア「BP Director(ビーピーディレクター)」を担当していますKenです。 “現場に即したBPMとは”Part2ではプロセスオーナーについてお話ししたいと思います。 BPMでは“業務プロセス”、“業務”、“プロセス”など様々なワードが出現し、Webサイトやベンダーなどによって様々な定義がされています。元々BPMのビジネスプロセスから翻訳や変換されており、ビジネスと一言で言っても様々な捉えかたが可能であるため、このようなWebサイトやベンダーの説明は全て正解と言えるかもしれません。(なんだかわかりにくいですね…) 今回お話しする“プロセスオーナー”の“プロセス”ですが、1つの業務と考えてください。例えば、見積作成業務、PC購入業務、IDカード発行業務など、顧客や従業員などからの要求があり、業務が順番に処理され、完了するといったタスクのカタマリのことです。“プロセスオーナー”とは、その業務の責任者、管理者になります。たとえば見積作成業務であれば、ある営業担当者が作成し、承認行為が行われ、最終的に顧客に見積書が提示されます。このようなフローの流れを管理する責任者が、見積作成業務の“プロセスオーナー”です。 フローの管理責任者ですから、金額や内容によって最終承認者が変わる、部署によって承認フローが異なる、などのプロセスを決める必要があります。また、その見積作成業務は効率的なのか、潜在的なリスクはないのか、などの判断を行う必要もあります。効率を求めるあまりミスが発生したり必要な手続きを抜かしたりするリスクが高くなる、その逆で手間をかけすぎて遅延が発生していることもあるかもしれません。経営的な判断が求められるケースもあるでしょう。 ここまで説明すると“プロセスオーナー”は結構大変な業務ですね。この役割を担うのは、担当部署の責任者や本部の管理部門というケースが一般的ですが、最近では、必ずしも責任者ではない従業員に権限を与えているケースもあります。どちらでも組織やプロセスに適応した形であれば、問題はありません。1つ重要なポイントとしては“プロセスオーナー”は必ず設置する必要があるということです。“プロセスオーナー”が不明瞭だとBPMを推進することができないと言っても過言ではないかもしれません。 プロセスオーナーが不在だと…… ここで、“プロセスオーナー”を設置せずにプロセスの見える化とシステム化を行い、うまくいかなかった例をご紹介します。 その会社では、プロセス改善のためにBPM製品を導入し、全社的に業務改善を行うことを計画していました。トップダウンでシステム導入を行なったものの、業務改善を推進する部署やスタッフ、各プロセスのオーナーはいない状態でした。プロセスオーナーが明確ではないにもかかわらずトップダウンでシステム導入を行なったことから、業務プロセスを現状のままIT化するという手法をとり、本番運用を開始しました。 本番運用開始後、以下の問題が発生しました 複数の部署が利用する業務プロセスを、お互いに他部署のタスクを意識せずに構築してしまったため、本来は先行タスクでやるべきことなどが決まらないままプロセスが進み、後続タスクでの負荷が増えてしまった。(具体的には最初の部署で顧客への確認タスクがあり、そこで合わせて確認すればいいこととを確認せずに、他部署の後続タスクで再度顧客確認を行なっていた。) 業務プロセス改修時に関連タスクを考えずに改修を行い、他部署の業務がシステム導入前よりも非効率になってしまった。(具体的には後続タスクの担当者が自部署のタスクの効率化のみに焦点をあてて改修してしまったため、先行する他部署のタスクで処理すべき項目が増えてしまった。) 業務プロセス全体の管理を誰もやっていなかったので、数値的な管理や全体の最適化等を全く行わないまま業務が進んでしまっている。つまり、プロセス改善が全く行われていない状態になっている。 各部署や担当者が個別に改修を行なってしまっているので、部分的に属人化したシステムになってしまっている。特に、担当者が退職してしまった後に、どのような仕組みや考えで想定されたかわからない業務プロセスや機能が数多く発生してしまった。 このような状況を改善するために、この会社が行なった施策は 全てのプロセスを再度洗い出し、プロセスオーナーの部署や担当者を明確に定めた。(代表からの任命でプロセスオーナーを決めたため、それなりの権限も与えられた。) 業務プロセスに関して、フローチャートやタスク割り当てなどをドキュメント化した。 システムの管理者権限や編集権限に対してルールを作成した。 業務プロセスに1つ1つに対して、数値目標などを設定し、“プロセスオーナー”が四半期ごとにレビューを行い、結果を経営会議上で報告することを定めた。 まだ期間が短いため大きな結果は出ていませんが、この会社では 一部のプロセスではシステム導入以前に比べて、完了までの日数が大きく削減された。 “プロセスオーナー”が部門間の調整を行うことにより、一部プロセスではかなりシンプルな業務プロセスに変貌を遂げた。 “プロセスオーナー”のレビュー結果が全社で共有されているため、プロセス参加者の業務に対する意識が高まった。 “プロセスオーナー”の業務負荷は一時的に上がったが、現在では月10時間未満と直接的な業務に影響があまりないところまで安定して運用できてきている。 といった結果が出てきています。 ビジネスプロセスマネジメントは、PDCAサイクルを回して業務を継続的に改善することを明確にしています。PDCAサイクルは参加者全員、全社で回していくものですが、なかなか全員の意識を一致させることは難しいものです。そのようなときに重要な役割を担うのが“プロセスオーナー”なのです。 かのナポレオンが “指揮官たる一人の愚将は、二人の良将に匹敵する。” という言葉を残したと言われています。今まで愚将の“プロセスオーナー”にお会いしたことはありませんが(笑)、仮に愚将であったとしても“プロセスオーナー”を設置し、管理や指示を一本化することは大きなメリットがあると言えると思います。 今回のコラムは、弊社が提供しているBP Directorのようなシステムを導入する前の段階のお話しかもしれません。プロセスオーナーを設置し、それぞれが担当する業務プロセスの見直しや策定を行うことは簡単ではありません。しかしながら、どんなに素晴らしく高価なシステムであっても、導入しただけでは業務プロセスが劇的に変わることはありません。BPMソフトは業務を改善するための便利なツールでしかなく、このような取組みが重要なのです。 ツールをいかに有効的に使うことができるか、BPMソフトにかかわらず全てのITに関して言えることかもしれませんね。我々ベンダーも様々なお手伝いができるように精進していきたいと思います。 今回のコラムでBPMやBP Directorに興味が出てきたという方には、各種のWebセミナーで詳しいお話をしていますので、ぜひお気軽にご参加ください! 関連情報 Webセミナー「BPMソフトってワークフロー、業務パッケージと何がちがうの?」 業務を管理するソフトウェアのひとつ、「BPM」(Business Process Management:ビジネスプロセス管理)。ワークフロー化による業務の可視化だけでなく、業務状況の分析や継続的な改善までサポートしてくれる高度なBPM製品は、定型的な業務にとどまらずさまざまな業務シーンでの活用が可能です。本セミナーでは、このようなBPM製品とグループウェアやワークフローソフトウェアと比較しながら、どのような違いがあるのか、それぞれのメリットやデメリットを解説いたします。 詳しく見る Webセミナー「業務の見える化、自動化を行うBP Directorの紹介」 BPM&ワークフローソフトウェア「BP Director」は、あらゆる業務のながれを見える化して、処理状況のリアルタイムな把握や複雑な業務の自動処理を可能にするソリューションです。既存の紙帳票から簡単に電子フォームを作成してペーパーレスな業務を始めたり、管理したい業務のながれをドラッグ&ドロップするだけで設定できたり、お客様自身でも手軽に業務管理に取り組めます。Webセミナーでは、身のまわりにある業務をどのようにシステムで管理できるのか、見える化や自動化によってどんな効果が得られるのか、業務改善を行うための基本からお客様における実例までご紹介します。 詳しく見る
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2017/05/31企業の語学研修成功の5ステップ:その2 現在の社員の語学力を測定する
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自社の社員の現在の語学力を把握できていますか? また、社員は今の自分の語学力と、企業が求める語学力とのギャップを認識していますか? Rosetta Stone社が世界中の200以上のエグゼクティブへの調査をもとにまとめたホワイトペーパー「語学研修成功の5ステップ(原題:“5-STEP GUIDE to Successful Language Training”)」では、2つめのステップとして、語学研修開始前に「現在の社員の語学力を測定する」ことが挙げられています(1つめのステップはこちら)。 すでに実施している、という企業も多いのではないでしょうか。 Rosetta Stoneは、改めて社員の現在の語学力を知ることは企業にとってどのような意味があるかを、4つにまとめています。 現在の社員の語学力を評価する 業務のパフォーマンス向上に必要な語学レベルを設定する まず、現在地から企業が定める最終目標までどのくらいの距離(ギャップ)があるかが明らかになります。もちろん、明らかになった最終目標と現在地とのギャップは、社員にしっかり周知することもお忘れなく! 語学研修の対象となる社員を特定する この調査では、対象企業の3分の2が語学研修の対象は全社員と考えている一方、社員の第二外国語習得をコア・コンピテンシーとしている企業はわずかでした。全員に同じコストをかけ、同じ研修を実施すればよいとは限りません。 社員の語学力を測定すると、教育コストをかけるべき層が見つかるだけでなく、コストをかけずとも他の社員の学習のペースメーカーになりうる層、グローバル人材として即戦力になりうる層も見つかる可能性があります。 より効率的な語学研修はもちろん、社員の能力に応じた適切な人材配置も実現しやすくなります。 短期的、長期的な目標を設定する際に活用する 第二言語習得は楽な道のりではありません。あまりに遠い最終目標だけ提示されても、社員が学習モチベーションを維持できません。 そのために必要なのが、途中に複数の小さな短期目標を設定することです。社員の現在の語学力と最終目標までのギャップがわかれば、無理のない最適な短期目標を設定できます。 最終目標までの短期~中期目標の設定については、こちらのページもご参考になさってください。 ところで、社員の語学力を測るにはどのような方法があるでしょうか。弊社にお問い合わせいただく人事・教育担当の皆様も、何が最適な方法なのかお悩みの方が多いようです。 今回の調査では、対象企業がどのような方法で測定しているかも集計されています。 アシストマイクロでも、社員の英語力やRosetta Stoneでの学習成果を測る手段として、英語検定協会とケンブリッジ大学英語検定機構が共同開発したテスト「BULATS」(ブラッツ)を法人の皆様へ提供しています。ペーパーテストによる読み書きはもちろん、ネイティブとの面談を通して実践的なビジネス英語コミュニケーション能力を客観的に測定できるテストです。測定方法の一つとして、頭の片隅にとどめていただければ幸いです。 まだ社員の語学力の把握ができていないという方も、測定はしたが有効活用できていないという方も、こちらの記事を参考に、改めて測定方法や結果の有効利用について検討してみてください。 次回は、3つめのステップ「現実的な最終目標を設定する」をご紹介します。お楽しみに! 「企業の語学研修成功の5ステップ」全5ステップ目次 その1 語学研修を重要な事業戦略として位置づける その2 現在の社員の語学力を測定する←本記事 その3 現実的な最終目標を設定する その4 学習風土を定着させる その5 効果測定と評価を行う Rosetta Stone社のホワイトペーパー(英語)のダウンロードはこちら。 http://businesshub.rosettastone.com/guides-business/5-step-guide-to-successful-language-training ※この調査結果についてのご質問や詳細については、弊社にお問い合わせいただいてもお答えしかねます。ご了承ください。
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2017/05/30Webセミナーでお会いしましょう!
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5月の2大イベントを終え... もう5月もあとわずか。 6月になると、世間では衣替え。クール・ビズも始まり本格的に夏到来ですね。先週まで、我々は「第8回教育ITソリューションEXPO(EDIX)」への出展、それに続いて8回目を数えるBlackboard Learnのユーザ会合(The 8th Japan Blackboard Users Group - JBUG8)と大きなイベントが連続し、非常にあわただしい毎日でした。 出展社セミナーは満員御礼! 東京ビッグサイトで3日間にわたって開催されたEDIXでは、最終日の5月19日、「動画で広がるオンライン学習の可能性」と題した出展社セミナーを行いました。定員を超えるお客様にお越しいただき、動画コンテンツ活用への高い関心を実感しました。予想以上の反響に嬉しい悲鳴でしたが、窮屈な思いをさせてしまった皆さま、申し訳ございませんでした。 よろしければ、個別に訪問し、ゆっくりとお話しをさせてもらいますので、どうぞお気軽お申し付けくださいね。 一方、広島大学様のキャンパスで開催したJBUG8では、熱心なBlackboardユーザの皆さまから活発な発言をいただき、大変な盛り上がりを見せました。広島大学様には場所のご提供を始め、ご講演に至るまで、多大なご協力を頂きました。重ねて御礼申し上げます。 広島大学様で開催されたJBUG8 Webセミナーが続々と さて、前回の書き込みでも触れましたが、弊社ではまだまだイベントが控えております。なかでも、Webセミナー(ウェビナー)は各種用意しておりますので、ぜひこの機会に参加ください。本サイトから参加申込をいただけます。 「Blackboard Learnが実現するシンプルで多彩な授業設計」 【LMS】 https://www.assistmicro.co.jp/events/bblearn-webinar-2017/ 6月20日(火) 14:00~15:00 10月24日(火) 14:00~15:00 12月19日(火) 14:00~15:00 授業の進め方は科目によって、また教員によっても様々と言われています。Blackboard Learnは、知識獲得型授業にも、課題解決型授業にも利用できるシンプルな授業設計ツールを多数用意しています。この一連のwebセミナーでは、Blackboard が実現するシンプルで多彩な授業設計の数々を、可能な限り実際の大学の授業の学修課題に沿った形で、Blackboard社のソリューションエンジニアよりご紹介します。 「Moodleroomsで実現する一歩先を行くオンライン授業」 【LMS】 https://www.assistmicro.co.jp/events/mr-webinar-2017/ 6月13日(火)15:00~16:00 7月19日(水)14:00~15:00 8月22日(火)14:00~15:00 Moodleをベースに作られた学習管理システム(LMS)、Moodleroomsでよりよい学習環境を実現しませんか。豊富な機能と高い操作性を提供するMoodleroomsは100%クラウドですので、サーバの管理もソフトウェアのバージョンアップの心配もありません。 本Webセミナーでは、シリーズでMoodleroomsの基本機能を始め、用途に応じた活用方法、事例などをご紹介してまいります。 「Kalturaを使ったわかりやすいオンライン動画教育」 【動画配信】 https://www.assistmicro.co.jp/events/kaltura-webinar-2017/ 6月22日(木) 14:00~15:00 近年様々な分野において、動画コンテンツへの注目が高まっております。統合動画プラットフォームKaltura(カルトゥーラ)を利用すれば、効果的な教育、研修を容易に実現することができます。本Webセミナーでは、教育における動画活用のあり方について、KalturaとLMS連携の実例も示しながらご提案します。 「Blackboard Collaborateを使った質の高い遠隔授業」 【遠隔授業】 https://www.assistmicro.co.jp/events/collaborate-webinar-2017/ 6月13日(火)14:00~15:00 7月20日(木)14:00~15:00 Blackboard Collaborateは、遠隔授業で、対面授業さながらの学習体験を提供します。本Webセミナーでは、Blackboard Collaborateを使った遠隔授業の可能性について、機能や事例を紹介しながら、解説します。このセミナー自体をBlackboard Collaborateを使って行いますので、参加されればその機能を実際に体感いただけます。 Webセミナーは、いずれも遠隔授業ツールのBlackboard Collaborateを使って行います。特別な設定などは不要です。インターネットに接続できるパソコン(WindowsまたはMac)とブラウザがあればOKです。セミナーの途中で挙手をして質問をするなど、リアルな授業さながらの体験も可能ですよ。 お気軽にご参加ください! また、Webセミナーでこんなテーマを取り上げてほしい、などのご意見・ご要望もお待ちしております。 よろしくお願いいたします。
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2017/05/29【BP Director】2017 2nd User Conference in Japan
- イベント報告
- BP Director
みなさんこんにちは、マーケティング担当のchojiです。 先日5月12日、BPM&ワークフローソフトウェアBP Directorのユーザ会「2017 2nd User Conference」を開催いたしました。今回の記事では、このカンファレンスについてレポートいたします。 BP Logix/BP Director User Conference in Japanとは BP Directorを使用して業務管理に取り組まれているお客様が集まり、情報交換や事例発表といったユーザ同士ならではの交流をしていただくことを目的としたカンファレンスです。主催するアシストマイクロからは、製品の一歩進んだ活用方法や最新機能のご紹介といった、業務にお役立ていただける情報提供も行います。ランチやお菓子を囲みながら参加者全員がざっくばらんに話せる会合です。 第2回となる今回は、BPM領域の専門コンサルタントによる講演、お客様同士のグループディスカッション、BP Directorの最新機能やBP Logix社による事例、ロードマップのご紹介と、盛りだくさんのプログラムで開催しました。それぞれの様子を簡単にご紹介します。 特別講演「業務変革を効果的に進めるBPMのポイントと今後の展望」 まずはじめに特別講演として、ビジネスプロセスコンサルティングの専門である、株式会社エル・ティー・エス 執行役員 山本 政樹様をお招きしてご講演いただきました。山本様はBPMフォーラムをはじめとするイベントでの講演活動や『ビジネスプロセスの教科書』といった著作を手がける、まさにBPMの専門家です。 「ビジネスプロセス」という概念が認知され、BPM=Business Process Managementという言葉も徐々に広がってきている一方で、「ビジネスプロセスとは何か」「BPMとは何か」という基本的な概念をしっかりと理解した上でビジネスプロセス変革に取り組んでいるケースは、なかなか多くないのが実情です。 そこで、講演では、「ビジネスプロセスとは何か」「業務とは何か」という基本的な考え方から、BPMの導入や効果的に進めるために気をつけるべきポイント、事例や最新動向まで解説していただきました。 特別講演「業務変革を効果的に進めるBPMのポイントと今後の展望」 業務とはインプットしたものを処理(=価値を付与) してアウトプットすること、ホワイトカラー業務の改善が難しい理由、社内業務のプロセスマップを作ることで組織の役割分担や人の割り当て、KPIの設定などが適切に行えることなど、思わずうなづいてしまうお話ばかりでした。 BPMを成功させるポイントは、「いかに変えるか」を議論する前に、まずは自社のプロセス構造を可視化して認識を統一し、プロセスの目的と目標を関係者で議論したうえで変革・改善活動を進めることにあるそうです。 また、システムやソフトウェアに関しては、事業目的に沿った業務プロセスの実行をサポートするものであるため、財務や会計といった全企業に共通する業務はパッケージ製品等に準拠して管理する方がよい一方、それぞれの差別化領域となる事業の業務管理は、システムに業務をあわせるのではなく、“業務に最適なシステムを構築すること”が大切とのことでした。BP Directorはその点でも要求に応えられるのでは、と感じました。 参加されたユーザ様は、すでにBPMツールであるBP Directorを使って日々の業務を行われていますが、BPMというテーマで基礎から最新動向まで体系的に情報を見ていくことで、新たな気づきや振り返りの機会にしていただけていたら嬉しいです。 なお、個人的にはエル・ティー・エス社員の方が取り組まれた「プロセスマップの家事への適用」という事例が大変興味深かったです。家庭の業務として家事・育児・家計管理のプロセスを分解し、役割分担などの見直しに活用されたそうです。詳細はエル・ティー・エス様のコラムでご紹介されていますので、気になる方はチェックしてみてください✿ https://lt-s.jp/column-byservice/column-service014 (我が家は夫がよく動いてくれているため、色分けしたら私の方が劣勢になるかも……?) グループディスカッションと情報交換 ランチブレイクをはさんだ午後のパートは、ユーザ様同士のディスカッションからスタートしました。まずはユーザ様の会社や利用している業務を簡単にご紹介いただいてから、「新しいプロセスを導入する場合、どんなことに気をつけたらよいか?」「運用しているプロセスの導入効果や改善方法は?」といったテーマで情報交換を行いました。BP Directorは、いわゆる情報システム部門に限らず、さまざまな方がワークフローやフォームなどを作成・運用できる製品であり、今回参加されたユーザ様も、その多くが直接運用に携わっています。それぞれの実際の経験に基づいたワークフロー化の進め方や課題、変更や改善への対応といったお話は、ここでしか聞けない貴重なものばかりでした。 BP Director 最新機能のご紹介とトレーニング BP Director最新機能のご紹介 次に、アシストマイクロからBP Directorの最新バージョンに関する変更点と新機能について解説いたしました。米国ではすでにリリース済みですが、いよいよ日本でも正式なリリースとなります。Webブラウザ上で電子フォームが作成できるOn-Line Foam Designer、外部データもあわせて多彩なグラフとして業務データを表示できるChart、どんなデバイスからも必要な情報を参照したり業務を処理したりできるDashboard、プロセスの監視と自動管理を柔軟に行えるGoal、複数のプロセスをひとつにまとめて管理できるCase Managementなど、これまでの業務管理がより便利に行える機能をデモンストレーションを交えながらご紹介しました。 お客様からもさまざまな質問や「この機能を使ってみたい」というトライアルのご要望をいただくことができました。 BP Logix社による発表 BP Logix社 Krisによる発表 最後のセッションでは、この日のために来日したBP Logix社 カスタマーサポート部門のディレクターであるKrisより、アメリカの先進的な導入事例から、BP Directorの新機能詳細、今後のロードマップについて発表いたしました。ある行政機関の事例では、住民などから提出される申請書の処理や修正といったやりとりで3~4週間かかっていた業務が、BP Directorによって3~4日までに短縮化できているそうです。また、ロードマップに関しては開発中の機能が含まれるため詳しくはお話できないのですが、データ管理やモバイルとの親和性向上など、BP Directorは今後ますます便利になっていくようです。ぜひご期待ください! カンファレンスの終了後は近くの会場で懇親会を行いました。近しい業種のお客様同士での情報交換、それぞれの会社で取り組まれている働き方の多様性といったビジネスの話からプライベートな話題まで、いろいろな会話で盛り上がりました。 カンファレンスを終えて 第2回目のUser Conferenceでは、新しくBP Directorに携わることになったユーザ担当者様や、現在導入をご検討中のお客様と、前回ご参加者様に加えてさまざまな立場の方にご参加いただくことができました。 参加されたユーザ様からは「次回もまた参加したい」「別の担当者や上司にも勧めたい」といったご感想をいただくことができました。また、「数多くの申請業務をワークフローで管理しているものの、具体的な改善はこれから」「ちょっとした改善はしてきているけれど、業務が変わってきているので、そこに対応していくことが今後の目標」といった直面している課題や機能に対する質問・要望もお伺いすることができました。 BP Directorはお客様の業務にそった管理も、現況に即した変更も、柔軟に行えるBPMツールです。 ただ、その前段となる“業務をいかに管理し、改善していくか”というBPM自体は、お客様の業務に携わる方が中心となって取り組むものであり、場合によっては現場担当者だけでなく、事業部門や全社的なプロジェクトになるため、簡単にできるものばかりではありません。それでも、この時間をかけて行う取り組みが、他者には簡単にまねできない強みにつながっていく、価値あるものと言えます。 アシストマイクロは、コンサルティング会社ではありませんが、ただソフトウェアを販売するだけでなく、“どのように活用すればお客様の事業に貢献できるのか”というソリューションまで提供していくことを目指しています。さまざまな業務のかたちに柔軟に適応できるBP Directorとともに、皆様のBPMをお手伝いできるよう、今後も邁進していきたいと思います。 次回のUser Conferenceでは、さらに多くのユーザ様とお会いできることを楽しみにしております。 これからもBP Directorをよろしくお願いいたします。
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2017/05/24企業の語学研修の運用のキモは「2・6・2の法則」!HRカンファレンス2017でRosetta Stoneワークショップを開催
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HRカンファレンス2017内Rosetta Stoneワークショップの様子 みなさんこんにちは。ゴールデンウィークに一人旅で訪れた、和歌山県の高野山金剛峯寺にすっかり魅了されてしまったDombeです。 アシストマイクロは、去る5月17日、日本最大のHRイベント「HRカンファレンス2017-春-」にてオンライン語学プログラム「Rosetta Stone」の無料ワークショップ「会社を成長させる活躍人材の発掘―語学研修初期に人事がとるべき2:6:2の運用手法とは~」を開催いたしました。 今回は、その模様を簡単にご報告いたします。 語学研修担当者が知っておくべき、「2・6・2の法則」と、本当に注力すべきポイントは? ワークショップで登壇したRosetta Stone担当は、これまでに語学教育の悩みを抱える数百の企業の人事担当を訪問し、相談を受けた経験から、以下2点を強調します。 語学研修の受講者は、以下の3層に必ず分かれる(「2・6・2の法則」) 忙しくとも時間を上手にやりくりし自発的に学べる上位20% 適切なフォローや報酬があれば取り組める中位60% どんなに働きかけても一向に動かない下位20% 下位層の20%は、どんな手を尽くしても絶対に出てくる さらに語学研修担当者の傾向として、たった20%の下位層に発破をかけることばかりに注力してしまい、学習成果を上げている上位層と、フォロー次第で上位層にも下位層にも変化する中位層を合わせた、残り80%を後回しにしがちであることを指摘します。 これら「2・6・2の法則」と、語学研修担当者の傾向を踏まえ、各層に対してどのようなアプローチを行うべきか、教育コストをどのように配分すべきか等を、解説いたしました。 このほかにも、語学教育を社内に浸透させるために必要なポイントも紹介いたしました。 Rosetta Stoneのトレーニングを体験! 運用ポイントの紹介と一緒に、ご参加の皆様全員にRosetta Stoneのデモアカウントをプレゼントし、その場で実際に学習を体験していただきました。 最初に講師によるデモをご覧になったこともあり、操作方法でつまづく方がほとんどいなく、会場後方に控えていたスタッフも一安心でした。また、最初こそ控えめにPCに向かって発声していた皆さんも、終盤ではかなり堂々と声を出していらっしゃいました。 参加者様向けアンケートには、「自分の発音が通じるようになりそう」、「話すことに対する心理的な抵抗感がなくなりそう」という声を多くお寄せいただき、Rosetta Stoneならではの「赤ちゃんが言葉を覚えるように言語を習得できる」課程を体感いただけたのではと考えております。 このデモアカウントは5月末まで利用可能ですので、期限いっぱいまで思う存分Rosetta Stoneを体験していただきたいと思います。 最後に おかげさまで当日は多くの方にお越しいただくことができました。ご要望の方には、スライド資料と追加のデモアカウントをお送りしています。 アンケートから、ご参加された皆様の業種は実に幅広く、これから語学研修を実施予定の方、すでに何かしら実施している方、どんな製品やサービスが自社に最適なのかお悩みの方、社員の学習モチベーションの維持向上方法を模索中の方等、様々な立場、課題をお持ちの方にお集まりいただいたことがわかりました。 質疑応答の時間にも、「日常業務で外国語に触れる機会が少ない段階で、社員に語学習得の必要性を理解させるにはどうしたらいいか?」等、自社でお持ちの課題について多様なご質問をいただきました。 それでも、ワークショップ全体の満足度を10点満点で評価いただいたところ、平均8.5と高評価をいただくことができ、一安心しています。これからも、語学教育に課題をお持ちの企業の人事ご担当者の皆様のお役に立てる情報とソリューションをご提供できるよう、尽力してまいる次第です。 ご参加いただいた皆様には、自社の語学教育の実施・改善に、ワークショップでお伝えしたポイントをお役立ていただければ幸いです。 HRカンファレンス2017の講演内容やRosetta Stoneについて詳細をお知りになりたい方は、ご参加した方、されていない方を問わず、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。 それではまた!
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2017/05/17企業の語学研修成功の5ステップ:その1 語学研修を重要な事業戦略として位置づける
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皆様の組織の事業戦略や最終目標は何ですか?それに対し、語学研修はどのように位置づけられるでしょうか。 Rosetta Stone社では、世界中の200以上のエグゼクティブにアンケートを実施し、語学研修が組織と社員にどのような影響を与えるかを調査しました。 その結果を、「語学研修成功の5ステップ(原題:“5-STEP GUIDE to Successful Language Training”)」というホワイトペーパーの形にまとめ、公開しています。 本ブログにて、1ステップごとに順番に、簡単に紹介してまいります。 最初のステップは、タイトルや冒頭でも述べたように「語学研修を重要な事業戦略として位置づける」です。 Rosetta Stoneは、このステップの具体的な手順の例を、いくつかリストアップしています。 自社の事業戦略や最終目標を再確認する その事業戦略や最終目標に沿った語学研修を計画する 現状と最終目標までのギャップを認識する 現在の社員の語学力と、社員に求められている語学力にはどれだけ差があるか 従業員が取り組みやすい方法を見つける 講師による対面形式の授業か、eラーニングか 積極的な誘導が必要か、各自のペースで自由に進めてもらうか 学習にあたり、国籍や生活スタイル等の違いによる「文化的な」課題はないか 語学研修で成果を上げている企業の多くが、社員の育成計画や昇進条件に語学力も含めたり、KPI(重要目標達成指標)を測定したりすることで、語学研修を重要な事業戦略の一つとして位置づけていることが、アンケート調査で明らかになっています。 組織の事業戦略にとって語学研修はどのような位置づけになるのか、という定義は、なぜ社員が語学研修に取り組むのかという根本を問う部分でもあり、社員の学習モチベーションに大きな影響を及ぼします。 慌てて製品やサービス選びを始めたり導入を進めたりする前に、まずは経営陣や上司と改めて考えの摺り合わせを行うのも良いかもしれませんね。 次回は、2つめのステップをご紹介します。ご期待ください! 「企業の語学研修成功の5ステップ」全5ステップ目次 その1 語学研修を重要な事業戦略として位置づける←本記事 その2 現在の社員の語学力を測定する その3 現実的な最終目標を設定する その4 学習風土を定着させる その5 効果測定と評価を行う Rosetta Stone社のホワイトペーパー(英語)のダウンロードはこちら。 http://businesshub.rosettastone.com/guides-business/5-step-guide-to-successful-language-training ※この調査結果についてのご質問や詳細については、弊社にお問い合わせいただいてもお答えしかねます。ご了承ください。
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2017/05/15【Moodleroomsで始める新しい人材育成】連載第15回: 今年もやってきました、イベントラッシュ!
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ゴールデンウィークも終わり、暖かい(暑い?)日が多くなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?せっかくの連休も大したことができずに終わってしまったsumoriです。 クラウドベースの学習管理システム「Moodlerooms」(ムードルルームス)をテーマにした連載、第15回目です。この連載は、ちょっとご無沙汰でした。もちろん、チーム一同元気にしております! この時期になると、我々は例年イベント続きで、休みぼけなどとは言ってられない繁忙期に突入します。 今回は、5月17日(水)から開催されるEDIXや、東京、大阪、博多など主要3都市をかけめぐるセミナーイベントなど、盛りだくさんのお知らせをお届けします。 今年も出展!教育ITソリューションEXPO まず、5月17日(水)~19日(金)から3日間、東京ビッグサイトにて開催されます「第8回教育ITソリューションEXPO(EDIX)」に今年も出展いたします。昨年はLearning Analyticsという先進的なテーマを掲げ、おかげさまで、多くの方にブースにお越しいただきました。 今年は、昨年からラインアップに加わった世界屈指の動画プラットフォーム、Kaltura(カルトゥーラ)との連携ソリューションをメインテーマに、学習効果、モチベーション、エンゲージメントをどのように向上させるか、その解を皆様にお届けします。 ■ EDIX 2017開催概要 日時 5月17日(水)~19日(金) 場所 東京ビッグサイト 西ホール(アシストマイクロブース No. 7-50) 費用 無料(事前登録制) 詳細 下記ページよりご覧ください: https://www.assistmicro.co.jp/events/20170517-19edix2017/ Moodleroomsと動画プラットフォームKaltura さらに、今年は講演も! 「動画で広がるオンライン学習の可能性」と題しまして、近年の教育・研修目的との動画活用の動向、動画配信を支える確固たるプラットフォーム、洗練されたビデオコンテンツマネジメント、ライブ配信などに加え、LMS(学習管理システム)との連携すると”何ができるのか”、”どんな効果があるのか”というベストプラクティスをお話します。 動画を教育、研修に組み入れたい教育機関、民間企業の皆様にとって”これで納得!”という内容になっておりますので、ぜひご来場ください。 ■ EDIX:出展社による無料公開セミナー 日時2017年5月19日(金) 14:45~15:45 講演名「動画で広がるオンライン学習の可能性」 場所EDIX会場内セミナールーム(西1ホール 商談室6) 概要教育現場における動画コンテンツの活用は飛躍的に広がっています。主要な学習管理システム(LMS)と動画配信プラットフォームKalturaの連携を始め、動画を取り入れた効果的な学習をご紹介します。 参加方法ご来場頂いた方はどなたでも参加いただけます。セミナールームへお越しください。 シリーズ化します!Webセミナー 基本機能紹介、Moodleroomsならではの高度な機能、外部ソリューションとの連携といったように、シリーズを通して受講いただけますと、Moodleroomsの全てを理解できる内容になっています。直近の3回を掲載しておりますが、年間を通して開催していきます!乞うご期待。 ■ 開催概要 題名 Moodleroomsで実現する一歩先を行くオンライン授業 日時 6月13日(火) 15:00~16:007月19日(水) 14:00~15:008月22日(火) 14:00~15:00 場所 Webセミナーですので、インターネット接続可能なPCがあればどちらからでも参加できます 費用 無料 詳細・お申込み 下記ページよりご覧ください: https://www.assistmicro.co.jp/events/mr-webinar-2017/ さらに、ツアーにも出かけます! 今お使いのMoodleをパワーアップしたい、クラウド化したい、あるいは既存のLMS(学習管理システムをリプレースしたい、新たにLMS)を導入したい。。。 そんな教育機関の皆様にお届けするのが「Blackboard Roadshow 2017」。東京を皮切りに、大阪、福岡の3都市をまわります。ツアーファイナルの福岡まで渾身のプレゼンをどうかお楽しみに。 ■ 開催概要 題名 Blackboard Roadshow「MoodleからMoodleroomsへ」 日時 東京 2017年6月27日(火) 14:00-17:00 大阪 6月28日(水) 14:00-17:00 福岡 6月29日(木) 14:00-17:00 場所 東京 リファレンス・新有楽町ビル貸会議室Y202 千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル2階 [ マップ ]大阪 リファレンス・大阪駅前第4ビル貸会議室2301 大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル23F [ マップ ]福岡 リファレンス・大博多ビル貸会議室SMR1203 福岡市博多区博多駅前2-20-1 大博多ビル12F [ マップ ] 定員 各30人 費用 無料 詳細・お申込み 下記ページよりご覧ください: https://www.assistmicro.co.jp/events/20170627bbrs/ Moodleroomsチームでは、本ブログと併せ、Twitterアカウント(@Moodlerooms_AM)も使いながら、オープンソースコミュニティを大切に、今後一層情報発信を強化してまいります!日本におけるMoodlerの皆さまの憩いの場(たまり場?)として、よろしくお付き合いください! 我々Moodleroomsチームでは、これらのイベントで皆さまとお会いすることを楽しみにしております。ぜひぜひ、ご来場いただき、ご要望などお聞かせください!
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2017/04/17【現場に即したBPMとは】Part1-複数部門が複雑に関わる社員受け入れ業務を管理する
- BPMコラム
- BP Director
こんにちは。BPM&ワークフローソフトウェア「BP Director(ビーピーディレクター)」を担当していますKenです。これから不定期に“現場に即したBPM”を紹介したいと思います。 BPMとはビジネスプロセスマネジメントの略ですが、まだまだ耳慣れない方の多い、なんでも略してしまうIT業界特有のワードですね。略せば賢そうでかっこいいと思ってしまう人の多いIT業界の悪い癖だと思いませんか?要は業務を管理して、改善してきましょうという、トヨタ自動で有名になった“カイゼン”みたいなものですね。それを生産現場だけではなく、様々な企業の業務に適用しよう!!という考え方です。 BPMを取り入れることで、計画・実行・評価・改善というPDCAサイクルによる業務管理が可能に 新しい社員の迎え入れ、さまざまな部門で準備が発生 さて、話は変わりますが、4月は新入社員や人事異動の時期ですね。個人的には花粉の時期で辛い時期ですが、当社でも毎年数名の新入社員が入社します。まだ仕事は何も知らない新入社員ですが、考え方や前向きな気持ちに周りも感化され、非常にいい影響がありますね。この気持ちをずっと持っていてもらいたいと思うものです。(不良社員の私はもう持っていないかもしれませんので反面教師としてください、、、) しかしながら、新入社員を迎え入れる部門、特に総務、人事、ITの関係者は大変な時期でもあります。新たな気持ちで入社する新入社員や心機一転新しい部署に異動してきた社員、迎え入れる側が十分な準備をして気持ちよく迎えたいものです。今はなき、世間を騒がせた企業のようにとりあえず会議室で、退職者がでて席が空いたら座席を決めるなんて企業はあまりないと思います。 では、新入社員を迎え入れるあたりどんな準備が必要でしょうか? 新入社員の受け入れ準備の一例 新入社員から提出してもらう書類(住民票、成績証明書、マイナンバー等) さまざまな書類を受領します。入社前にあらかじめ提出してもらっているケースもあるかもしれませんね。 会社から書式を提示して、提出してもらう書類(雇用契約書、誓約書、給与振込の口座情報等) 企業によって異なりますが、こちらも入社前に準備しておくケースが多いかと思います。 座席、内線電話、個人ロッカー、IDカード等の手配 配属先が決まったら、働く場所も用意しなければなりません。 オリエンテーション完了までは配属が決まらない企業もあるので、入社後に対応するケースもあります。 パソコン、スマートフォンの手配、利用するアカウント、メールアドレス等の発行 パソコンやスマートフォンといった物理的な端末や、メールアドレス、社内の各システム等のアカウントも用意する必要があります。 オリエンテーション ビジネスマナーや個人情報保護、セキュリティ教育の実施、就業規則や社内規程の説明、業務の説明やトレーニングなど様々です。 このような準備は、おそらく企業の大小に関わらず実施しているのではないでしょうか。 もうお判りかと思いますが、ざっくりと挙げただけでも総務や人事、管理、情報システムとさまざまな業務領域が関わっています。これらの業務を1人、もしくは1つの部署ですべて行うケースは少ないかと思われます。 複雑に絡み合う業務― 属人化によるリスクや見えていない無駄が発生? では、複数の異なる部署で受け入れ準備を実施する場合、どの部門の、誰が、いつから、どの準備に取り掛かるのがいいのでしょうか? 例えば、メールアドレスの作成はITの領域ですが、新入社員の個人名などがわからないと作成できないケースがほとんどですので人事から情報提供がなければ動けませんし、各アカウントの発行にもメールアドレスなどが必要になるかもしれません。また、パソコンを使った研修を行いたいというときも、パソコン自体の手配は総務部門、セットアップはIT部門、研修は人事部門と、ひとつの準備でも実際は関与する担当者が複数いる場合もあり、それぞれがその研修が入社後何日から始まるのかという期日を意識して動く必要があります。 つまり、これらの業務は複雑に絡み合っているのです。 企業規模にもよりますが、受け入れ業務は属人化しているケースも多く、毎年各部門の同じ担当者が準備を進めていることもあるのではないでしょうか?もちろん何年も行なっていれば、“あ・うん” の呼吸で連携ができているかもしれません。でも、その担当者が退職したら?異動したら?…属人化はその時に問題になります。 一方、各部門のなかのさまざまな担当者が対応する体制を取っているところもあるでしょう。ただ、受け入れ業務は日常的な業務ではなく、別の業務を抱えている担当者に受け入れの全体スケジュールをしっかりと共有して期日までに動いてもらうのは難しい面もあるのではないでしょうか。もしかしたら「アカウント発行に着手したかったのに必要な情報が来ていなかった」「実は個別に進められる準備があったのに無駄に待機していた」といったロスが発生しているかもしれません。 複数の部門や担当者に渡る業務、個々の担当者が自分の業務を正確に把握し、定められた期日までにきちんと完了するにはどうすればよいのでしょうか? BPMなら、複数担当者が関わる業務も明確に管理可能に このように、複数部門が関与する複雑な業務も“カイゼン”できるのがBPMです。 BP Directorでこの受け入れ業務プロセスを構築するとこんな感じです。 BP Directorで「受け入れ業務」を管理。やるべきタスクが「アクティビティ」に一覧化され、「タイムライン」でそれぞれの所要期間や依存関係の状況が把握できます。 BP Directorでは、一般的なフローチャート形式のワークフローはもちろん、ガントチャート形式でも業務を可視化し管理できる「タイムライン」という機能があります。 このタイムラインでは、あらかじめ必要な受け入れ準備をリストとして書き出すことで“見える化”し、各担当者にタスクとして割り当てます。タスクは依存関係を持っているものも、独立して処理できるものも、あわせて管理することができ、それぞれに処理の予定時間や期日を設定することが可能です。 依存するタスクが完了したら自動的に次のタスクを実行する担当者にメールでタスクの実行を促しますので、無駄な待機時間や別の部署にいちいち状況確認する必要もなくなります。さらに、予定より遅れているタスクがあれば、関係者に遅れることをメールで知らせますので、全体的なスケジュールに影響が出ないように対策を講じることも可能になります。 どうでしょう、複雑な業務が少し見えるようになったと思いませんか? 業務を可視化して管理することの重要性 今回は新入社員の受け入れ業務を例に取り上げましたが、そのほかにも複数の担当者や部門が関わる複雑な業務はみなさんの周囲にたくさん存在していると思います。このような並列処理や依存関係が入り混じっている業務は、一般的なワークフロー機能では管理しづらい領域ですが、BP Directorなら、業務の特性にあわせてワークフローとタイムラインのどちらの方法でも業務を可視化して管理することができます。 今順調に進んでいる業務でも、何か発生した時に大きな問題へと発展するケースは多々あります。業務を見える化しておくことで、各業務が予定通りに進んでいるのか、何かイレギュラーが発生していないかが把握できるようになり、さらに、遅延予測などのようなアラートを受け取れることで、次に打つべき手を速やかに検討することも可能になります。 例えば自動車の任意保険は何もなければ基本的に掛け捨てですが、何かがあった時のために入りますよね。日々の業務でも、何かがある前に対応を行えることは、事業継続する上で非常に重要なテーマとなっています。 今回のコラムでBPMやBP Directorに興味が出てきたという方には、各種のWebセミナーで詳しいお話をしていますので、ぜひお気軽にご参加ください! 関連情報 Webセミナー「BPMソフトってワークフロー、業務パッケージと何がちがうの?」 業務を管理するソフトウェアのひとつ、「BPM」(Business Process Management:ビジネスプロセス管理)。ワークフロー化による業務の可視化だけでなく、業務状況の分析や継続的な改善までサポートしてくれる高度なBPM製品は、定型的な業務にとどまらずさまざまな業務シーンでの活用が可能です。本セミナーでは、このようなBPM製品とグループウェアやワークフローソフトウェアと比較しながら、どのような違いがあるのか、それぞれのメリットやデメリットを解説いたします。 詳しく見る Webセミナー「業務の見える化、自動化を行うBP Directorの紹介」 BPM&ワークフローソフトウェア「BP Director」は、あらゆる業務のながれを見える化して、処理状況のリアルタイムな把握や複雑な業務の自動処理を可能にするソリューションです。既存の紙帳票から簡単に電子フォームを作成してペーパーレスな業務を始めたり、管理したい業務のながれをドラッグ&ドロップするだけで設定できたり、お客様自身でも手軽に業務管理に取り組めます。Webセミナーでは、身のまわりにある業務をどのようにシステムで管理できるのか、見える化や自動化によってどんな効果が得られるのか、業務改善を行うための基本からお客様における実例までご紹介します。 詳しく見る
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2017/01/27「ビジネスの現場で役立つ外国語を身につけさせたい人事・教育担当者のための最新事例フォーラム」(第2回Rosetta Stoneユーザ会)を開催しました
- Rosetta Stone関連
- イベント報告
- Rosetta Stone
皆様こんにちは。 最近激しく放電しているDombeです(静電気)。 さて、今回は去る1月20日にホテルモントレ銀座にて開催いたしました、「ビジネスの現場で役立つ外国語を身につけさせたい人事・教育担当者のための最新事例フォーラム」というイベントの開催報告です。 ご報告できておりませんでしたが、昨年Rosetta Stoneをご利用の企業のご担当者様を対象とした初めての「ユーザ会」を開催しておりまして、参加者様から「貴重な情報交換の機会になった」等多くのご好評をいただきました。 そこで今年の開催は、お呼びする対象の方を拡大し、内容もさらに充実させようと企画し、準備を進めてまいりました。 在日米国大使館様のご後援を得て、Rosetta Stoneユーザ様はもちろん、導入を前向きにご検討されている方、ご興味をお持ちの方もご招待しての開催となった当フォーラム。 以下に当日の様子を簡単にご紹介いたします。 国内外の語学教育の最新動向をご紹介 最初は、米国Rosetta Stone社より招聘した、法人営業部門責任者(何と初来日とのこと!)より、海外グローバル企業の語学教育の動向についての、英語での講演から始まりました。 具体的な企業の事例を、動画を交えながらご紹介。さらに、それを踏まえた成功のポイント、効果測定の指標の例といったノウハウ、最後にRosetta Stone製品の最新ロードマップもお伝えしました。 時間の都合上、通訳をあまり入れられませんでしたが、参加者様は話の随所で相打ちを入れながら、興味深そうにお聞きになっていました。これもRosetta Stoneでの学習の効果でしょうか!? 次に、Rosetta Stoneを使って社員の語学力向上に見事成功したユーザー企業2社のご担当者様に、それぞれが導入に至った経緯や現在の運用方法についてご発表いただきました。 2社様はどちらもわかりやすい図やグラフをスライドで示しながら、Rosetta Stoneの活用方法はもちろん、導入前の課題に始まり、改善のための教育計画立案や、ツール選定・修了要件設定の際の着眼点、成功に至った要因の考察等々を、とても丁寧に、具体的にご説明下さりました。 参加者の皆様は共感できる部分に深く頷いていたり、メモをびっしり取ったりと、真剣そのもの。ぜひ、自社の語学教育のご参考になさってくださいね。 ご担当者様が計画立案、学習者・管理職層・経営層へのアプローチといった地道な活動を戦略的に、粘り強く実行なさったことが、社員の皆様の語学力向上につながったのだと思います。 講演者の皆様、すてきなご講演をありがとうございました。ただただ感心・感動するばかりでした! パネルディスカッションで「学習モチベーション維持」について白熱議論 このパネルディスカッションは、ご招待した皆様に、事前に「語学教育で今何が課題か」をアンケートで伺い、一番回答が多い課題について議論することになっていました。 結果は、圧倒的多数の方が「学習者のモチベーション維持」を一番に挙げました。 そこで当日は、講演者様含むユーザ企業のご担当者様をパネラーに招き、弊社スタッフのモデレータを加えた合計4名で、この点を深く掘り下げることとしました。 ディスカッションで特に話題になったのは、モチベーション維持の手段としてよく挙げられる「成績優秀者ランキングの開示」、そして「学習効果測定にどのような外部テストを利用している?」という点でした。 モデレータ主導のもと、 講演では話しきれなかった、パネラー様ご自身もまだ結論が出せていない検討点、疑問、お悩みまで、まさにこの場だからこそ言える「本音」も交えた、白熱した議論が展開されました。 参加者様も、講演に引き続き、高い関心を持って議論内容に聞き入っておいででした。 懇親会で、2016年の優秀学習者・社にトロフィーを贈呈! パネルディスカッションで一度フォーラムは終了、隣に会場を移し、懇親会が始まりました。 懇親会では、2016年度の学習時間トップ企業様および学習者様、Live Tutoring最多受講者様を表彰しました。 受賞された皆様、おめでとうございます!これからも学習を続けて、もっとスキルを高めてくださいね。 歓談の時間、参加者様はお料理に舌鼓を打ちつつもしっかりと活発に情報交換なさっていて、講演した米Rosetta Stone社の法人営業責任者に、要望や困ったことについて、直接英語で質問しに行く方も多くいらっしゃいました。 最後に ご参加の皆様に実施したアンケートでは、「他社事例を聞いて、視野が広がった」「交換した情報を、教育方針の提案の際に参考にしたい」等前向きな意見を賜り、スタッフ一同、喜ばしく思うと同時に、人事や語学教育のご担当者様が普段からこのような情報交換の場をお求めであることを痛感した次第でございます。 進行の関係で、各講演とパネルディスカッションの質疑応答時間を充分に取れなかった事がただ一つ、心残りでございます。 皆様のご意見と、この反省点を踏まえつつ、今後もこのような機会を積極的に作ることで、企業の語学教育ご担当者様を支援してまいる所存です。 改めまして、多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。 それではまた。