新しい学習体験を実現する教育プラットフォーム

欠席した講義の録画を、パソコンやスマートフォンで好きな時に閲覧できる。
遠隔地や国外にいても、パソコンから構内の学生と一緒に、リアルタイムで講義に参加できる。
受験生が、スマートフォンで常にイベント情報やキャンパスマップといった、最新の大学情報を受け取れる。
Blackboardは、このような常に学ぶ側の視点に立った、学ぶ側を中心に据えた学習環境の構築を支援する、教育機関向けプラットフォーム製品群です。
忙しい、キャンパスまで遠い、学外でも空いた時間に学習したり課題を提出したりしたい…
多様な課題や背景、ニーズを持つ今日の学生や入学希望者、ステークホルダー。
それらの個々のニーズに寄りそった、より高品質で充実した教育、各種サービス、情報開示等を実現可能にします。
教育機関と、学生や学内外の関係者が、常に“つながって”いられる教育テクノロジーを提供することにより、教育機関のお客様のミッション達成をより加速化します。
詳細はBlackboard社の日本語サイトをご覧ください。
*Blackboard製品はBlackboard Inc.の開発製品です。アシストマイクロは2011年7月に同社と日本総販売代理店契約を締結しました。
Blackboard製品ラインナップ
教育と学習のための次世代プラットフォーム「Blackboard Learn™」

Blackboard Learn™(ブラックボードラーン)は、世界シェアNo.1かつデファクトスタンダードの確固たる地位を確立しているLMS(学習管理システム)です。コースデリバリーからコミュニティエンゲージメント、コンテンツマネジメント、アウトカムズまでをこのひとつのプラットフォームで行えます。学生がアクティブに参加し続けられ、その学習成果を評価でき、現在そして未来のニーズを満たす柔軟性を持ち合わせているBlackboard Learn™が、“教育と学習の質向上”を実現します。
遠隔講義・指導ツール「Blackboard Collaborate™」

Blackboard Collaborate™(ブラックボードコラボレート)は、大学をはじめとする高等教育機関やK-12、企業内研修といった教育のためにデザインされたコラボレーションソリューションです。リアルタイムなオンライン教育(遠隔授業)、モバイル対応、LMS製品との豊富な連携、音声コンテンツ作成など、さまざまな機能を兼ね備えています。学生の能動的な学習経験を、より協調的かつインタラクティブに改善し、エンゲージメントを向上します。
- ※LMSとは
- Learning Management System 学習管理システムと呼ばれ、学習に必要な教材の保管・管理、適切な配布、学習履歴や小テスト、試験の成績管理等、総合的な授業、学習支援を行う目的と生徒間あるいは教員と生徒間のコミュニケーションとコラボレーションを行うためのポータルの側面を含めたシステムを指す。
ご不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
メールフォームでのお問い合わせ
お問い合わせフォーム〒164-0012 東京都中野区本町3-31-11 7F
お客様の声
-
ブレーンスタッフコンサルタンツ様
遠隔地のスタッフとのコミュニケーションを効率化教育効果を高める可能性にも期待 「職業人教育を通して社会に貢献する」ことをミッションに掲げ、全国70校の教育機関で専門教育を実践する滋慶学園グループ。専修学校法が施行された1976年以来、これまでに500職種を超える人材を養成し、24万人以上の卒業生を輩出してきました。同グループをIT面からサポートしているのが、グループ企業のブレーンスタッフコンサルタンツ(BSC)です。 同社の教育部門は、学生に対するPCスキル教育や、教職員に対するPC活用スキル教育を提供するとともに、eラーニングをはじめとする新しい教育システムを提案し、学校教育全般に対するIT利用をサポートしています。そのため、有望なITツールはいち早く導入し、まず社内で検証したうえでグループに活用の提案を行っています。その一環として、2016年に導入したのが、遠隔教育・ウェブ会議システムのBlackboard Collaborateです。現在は、社内でのコミュニケーションに積極的に活用し、学校での活用についても検証を行っています。 社内のコミュニケーション課題を解決するツールとして期待 株式会社ブレーンスタッフコンサルタンツ 教育業務次長森 清人 氏 Blackboard Collaborateを導入した目的について、教育業務次長の森清人氏は次のように語ります。 「当社では数年前から、eラーニングや遠隔授業で学生とリアルタイムにコミュニケーションができるツールを探していました。Collaborateは豊富な機能を持っており、プラグインは不要でブラウザベースで利用できます。また、当社で利用している学習管理システム(LMS)のMoodleと連携もできることから、まず社内で導入し、使い勝手を検証することにしました」 BSCの教育部門では、スタッフのコミュニケーションツールとして活用されています。教育部門のメンバーは、大阪の本社と東京事務所に分かれて業務を行っています。また、BSCはグループ内の13校で、約3000人の学生にPCスキル教育を行っており、同社の契約インストラクターが各拠点で授業を行っています。このようにメンバーやインストラクターの拠点が分散しているため、日常的なコミュニケーションが取りづらいという課題がありました。 「従来はスケジュール管理システムやメール、電話などでやりとりを行ってきましたが、PC画面を見ながら説明すれば簡単に伝わることが、なかなかうまく伝わらず、もどかしい思いをすることが頻繁にありました。また、表情を交えてコミュニケーションをとることの重要性も認識していました。Collaborateを導入すれば、ビデオ通話ができますし、PCの画面を共有しながら話し合うこともできますので、コミュニケーションが円滑になるのではないかと期待しました」(森氏) コミュニケーションを円滑にする多彩な機能を評価 社内のコミュニケーションツールとして実際にCollaborateを活用してみた結果、森氏は特に有効性を感じている機能として、以下の3点を挙げています。 1)アプリケーションとデスクトップの共有 特に操作手順の確認やイメージの共有などがしやすく、ミーティングや教材開発などを効率よく進めることができます 2)セッションの録画機能 会議のログを取ることができ、参加できなかったメンバーも後から内容を確認することができます 3)LMS(Moodle)との連携 Moodleのコースの中にCollaborateのルーム(会議室)を設定することにより、Moodleのユーザー管理をそのまま継承することができます。そのため、Moodleにさえ入ってもらえれば、すぐに利用してもらうことができます」 「ルームがいくらでも作れるのは有り難い」と森氏。「部門ごとにルームをつくれば、部門内での日常的なコミュニケーションにもっと使えるはず」と期待を寄せています。 教育部門でPCスキル教育を担当する三浦菜穂子氏は、社内でCollaborateを最も活用しているメンバーの一人です。 「教室で何か問題などが起きた時などに、インストラクターとの連絡に使っています。また、新しい技術をインストラクターに講習する際、全員を集めて実施することは難しいため、Collaborate上で行うこともあります。特に役立っていると感じるのが教材制作です。本社から電車で1時間半ほどかかる教室に常駐しているインストラクターに、動画編集などを依頼することが多いのですが、逐一指示や報告をしながら仕事を進めることができます。以前は電話でのやりとりが中心で、時には実際に教室まで行くこともありました。時々、インターネット通話ソフトを使うこともありますが、途中で音声が途切れたり、音質が悪かったりすることがあり、ストレスを感じました。それに対してCollaborateは、音声も動画も安定していて、ストレスなくやりとりができるので有り難いです。また、互いに表情を見ながら話をすると、意思疎通がしやすく、仕事もスムーズに進みます」 ネットワーク部門に所属するラーニングデザイナーの塩山智史氏は、将来を見据えて次のように評価します。 「今後は日本の教育界も、eラーニングがもっと普及していくと思います。eラーニングを行う上で、大切になるのがコミュニケーションです。それを円滑にできるところがCollaborateの優れた点だと思います。また、操作も直観的にでき、誰にでも使いやすいところも、教育ツールとしては重要なポイントだと思います」 佐藤氏は、ネットワーク部門の立場からこう評価しています。 「Moodleとの連携のしやすさが一番に挙げられます。また、WebRTCに対応したツールの中でも、Collaborateは音声と映像の品質の安定性が非常に高いと思います」 通信教育での検証で、効果を確認 株式会社ブレーンスタッフコンサルタンツ コンピュータ教育 三浦 菜穂子 氏 BSCでは、Collaborateについて教育現場での検証も行っています。現在は、保育士通信教育科の教員と一部の学生(12名)の間でのコミュニケーションに試用しています。 「教員と学生の皆さんに自由に活用していただきながら、メリットや課題を蓄積しているところです。CollaborateとMoodleは連携できるため、従来通りMoodleからアクセスすればよく、教員も学生もMoodleは使い慣れていますので、Collaborateの使い方だけを覚えればよく、負担をかけずに利用いただいています。試用し始めてまだ3カ月ですが、我々も驚くくらい活用いただいています」(森氏) 通信教育科では、学生は普段、自宅で教材を使って学習を行い、レポートを定期的にLMS上で教員に提出し、教員が添削してLMS上でフィードバックする形で行われています。教員と学生たちが顔を合わせる機会は年に数回しかなく、コミュニケーション面で課題がありました。そこで、Collaborateを活用し、次のような取り組みが行われています。 〈通信教育科での取り組み内容と教員の評価〉 ・ホームルーム(全学年/月1回) 「スクーリングは年に数回のため、普段の学生の状態はメッセージでしか把握できません。そこで月に1度、Collaborate上でホームルームを行うようにしました。すると、質問に対する学生の顔色や表情、服装などから、今、学習にどれだけ集中できているのか、日常生活にどのような変化が起こっているのか、といったことをつかめるようになり、様子がおかしいと感じた学生には速やかに対応できるようになりました。ノンバーバルコミュニケーションの重要性を再認識しました」 ・新入生面談(1年生/5月) 「新入生に対しては、4月上旬のオリエンテーションが終了すると、7月の面接授業日まで対面する機会がありません。そこで、5月にCollaborateを利用して新入生面談を行ったところ、入学初期の不安な思いを共有でき、モチベーションを維持することができました」 ・実習生面談(3年生/実習前後) 「3年生になると、保育実習があります。実習計画書の作成は教員と相談しながら進める必要があり、従来はレポート添削の形で指導をしてきました。しかし、真っ赤に添削された計画書を見ると学生は自信をなくし、また、その不安感から学校までわざわざやってきて指示を受けることも多くありました。そこで、Collaborate上で、添削した計画書をシェアしながら面談することで、『真っ赤な添削』は実は改善可能で、不安に陥ることはないと学生に認識してもらうことができました」 〈学生の声〉 「文章を考えてメッセージを送るという行為は大変しんどいです。そのため、これまでは自分の言いたいことをうまく説明できず、あきらめてしまっていたことが、対面で話せてよかったです」 「文書をシェアしながら、具体的な指示が得られるのでわかりやすいです。電話をするのは今一歩気が引けるので、助かりました」 「先生やクラスメイトと1カ月に1度会えるのは楽しかったです。時間を調整しても、参加したいと思いました。ホームルームはぜひ続けてほしいです」 教育活動への本格的な導入を検討 こうした教育現場の声を踏まえ、今後に向けて森氏は、次のように語ります。 「eラーニングツールというと、無味乾燥なイメージがありますが、Collaborateを活用することによって、コミュニケーションがより円滑になり、教育効果の改善にもつながることがよくわかりました。今後、通信教育を中心に、教育活動への本格的な導入を検討したいと思います。また、集合教育の遠隔講義での活用も試行したいと考えています」 Collaborateは、単なるコミュニケーションツールの枠にとどまらず、 教育のための道具としての機能が充実しています。また、ウェブ上で利用できるので ハンドリングもしやすいです。ルームという単位で目的別、参加者別の集まりを 複数作ることができるので、利用人数の多いところでは管理も容易になります。 LMSを利用している組織であれば、Collaborateを導入するメリットは大きいと思います - 教育業務次長 森 清人氏
-
国立大学法人長崎大学様
教育改革の基盤となる教育支援システムをBlackboardで実現主体的な学修を促進し、アクティブ・ラーニングの導入を加速 教育改革の一環として、新たな教育支援システムを構築することになりました。私たちが求める要件をほぼすべて満たすものが、Blackboardだったのです。 ― 国立大学法人長崎大学 ICT基盤センター 准教授 古賀掲維 氏 江戸時代、日本で唯一の海外との窓口であった長崎。その歴史を引き継ぎ、長崎大学は開かれた大学としてグローバルな人材育成に定評があります。「出島に寄せし新潮に、文化の窓をひらきたる」と校歌にあるように、歴史的にも地理的にもオープンな校風を持っています。長崎大学の始まりは、オランダ軍医ポンペ・ファン・メールデルフォールトによる医学講義が行われた医学伝習所でした。これが1857(安政4)年のことですから、150年以上もの歴史を持つことになります。医学校から始まっているだけに医療分野の研究で知られ、熱帯医学研究所や原爆後障害医療研究所といった専門機関を有しています。 2004年の法人化以降、国立大学には個性の創出や競争力の強化が求められています。長崎大学ではこれをチャンスととらえて「教育改革」を宣言、2012年度(平成24年度)から大胆な変革に取り組んでいます。 その目的は、グローバル化社会の到来を背景に、国際社会でリーダーとなる人材を育成することです。具体的な人物像は、以下のとおりです。 研究者や専門職業人としての基盤知識を持つ人 自ら学び、考え、主張し、行動変革できる人 環境や多様性の保全に貢献できる人 地球と地域社会及び将来世代に貢献できる人 このリーダーを育成するための方針としては、アクティブ・ラーニングの徹底や英語力の向上、ディプロマポリシーに向けたカリキュラム整備と学習方法の改善などが掲げられ、2014年にはその一環として新たな教育モデルを実践する多文化社会学部も新設されました。政治・経済、文化、社会活動等、幅広い分野で活躍できる“長崎大学ブランド”のグローバル人材の育成が推進されています。 主体的学習促進支援システム「LACS」の構築 「教育改革にICT基盤の充実は不可欠」という学長の主張のもと、新たに構築すべき教育支援システム像が掲げられました。新しい教育支援システムでは学習管理機能はもちろん、コミュニケーション促進やポートフォリオ作成、学習成果の分析・可視化ができる機能等が求められ、それまで同大学で使っていた学習管理システム(LMS)とは一線を画するものでした。 「新システムは『主体的学習促進支援システム(Learning Assessment & Communication System)』略して『LACS(ラックス)』と名付けられ、検討が急ピッチで進められました」と、長崎大学 ICT基盤センター 准教授 古賀掲維 氏は説明します。古賀氏らチームは要件を整理し、LACSの構築方法として、独自開発からオープンソースLMS、パッケージ製品まで、ひとつひとつ検証していくことになりました。 まずは多言語対応。国際社会のリーダー育成が改革の目的であることからもわかるとおり、英語だけでなく多くの言語に対応していることは必須でした。この条件で、ほとんどの国産パッケージが対象外となり、海外製品かオープンソースLMSに絞られました。 次にカスタマイズ性。「当初はスクラッチによる開発も考えたほど、独自性の強い構想でした。カスタマイズ性が高い製品でなければ基盤として採用できませんでした」(古賀氏)。 さらに長期にわたる安定したサポート。オープンソースLMSでは、不具合等への自己対応やシステムのバージョンアップに伴うカスタマイズの再発生などのリスクが懸念されました。また、経営母体に不安のあるベンダーの製品も除外することになりました。これにより、最終的な有力候補となったのがBlackboardだったのです。「Blackboardをそのまま利用するのではなく、これをプラットフォームとしてLACSを構築していけるのではないかという判断ができました」(古賀氏)。 BlackboardのLMS(Blackboard Learn)は、ヨーロッパやアジア圏など、14カ国語に対応。世界75カ国、約9,300以上の高等教育機関・K12(小中高)等で導入され、利用者は1,500万人を超える実績があります。「大学の教育改革を担うシステムですから、全世界で数多く採用されている点は重要なファクターでした」と古賀氏は振り返ります。 セミナーとデモンストレーションで即決、1週間の準備で試験運用を開始 古賀氏はBlackboardを早くから知っており、実績にも機能にも不安はありませんでした。「2013年の年明けには最終候補としてBlackboardの話を学内でしていました。具体的な検討を進める中でBlackboardの国内総販売代理店であるアシストマイクロがセミナーを開いていることを知り、早々に上京して参加しました」と、古賀氏は経緯を語ります。チームのメンバー2名とともに1月開催のセミナーに参加し、詳細な製品情報を再確認します。さらに、同じタイミングでカスタマイズを担当するパートナー会社・SCSK株式会社とも綿密な打ち合わせを行い、Blackboardなら同大学の求めるLACSを実現できると確信します。 2月にはアシストマイクロが長崎に赴いてプレゼンテーションを実施。このプレゼンテーションには理事をはじめ20名が参加し、Blackboardの採用が正式に決定され、そして、4月には古賀氏が自らの授業でBlackboardの試験的な運用を開始しています。「試験運用ではカスタマイズは行わず、標準的な設定で稼働させています。この準備は1週間ほどで行いました」(古賀氏)。 1月にセミナー参加、2月にプレゼンテーションで採用決定、4月から試験運用開始。通常では考えられないほどのスピードで採用から運用まで進みました。 拡張機能で大学独自のポートフォリオを柔軟に実現 学生の主体的な学びを確立するため、長崎大学が構築を行っている教育支援システム(Education Support System)。柔軟なコミュニケーション機能を備えた学習管理システムであるBlackboard Learnをベースとして、各種ポートフォリオの作成機能だけでなく、分析・可視化(IR: Institutional Research)機能等が実装される予定。 2013年8月、試験運用期間にとりまとめた仕様に基づくカスタマイズを実施し、10月からの後期授業開始に合わせて先行運用を開始します。「先行運用ではまずはeラーニングに興味のある先生方に利用してもらいました」(古賀氏)。先行運用を半年行った後、翌2014年4月からは全学を対象として本格稼働に入り、2014年11月からは新たに構築したポートフォリオ機能も使えるようにしました。 長崎大学のポートフォリオには、学生が自身の学習の履歴を振り返り、学問や研究への取り組みを深めるための省察とあわせて、学生の履修状況や成績、出欠状況も確認できる、いわゆる「学生カルテ」のような役割もあります。 ポートフォリオ機能の構築にあたっては、当初BlackboardのContent Management*を候補に検討しましたが、最終的には複数のBuilding Blocks**も作成し、独自の要件を満たすポートフォリオを実現しています。 「長崎大学ならではのポートフォリオを構築するため、Blackboard上でパーツ(Building Blocks)を組み合わせ、ポートフォリオのテンプレートを作成するような仕組みを開発しました。学部によってはテンプレートの一部を調整して使用したいという要望もあるため、それぞれの部品もある程度カスタマイズできるようにして対応しています。このように、部品化した機能を組み合わせて使えるカスタマイズ性もBlackboardの魅力です」と古賀氏は評価します。ポートフォリオ機能の開発期間は5ヶ月程度でした。「ポートフォリオ機能が実装されたことで、目指しているLACSの大枠ができあがりました」(古賀氏)。 きめ細やかな講習会やパソコン必携化で利用環境を整備 極めてスピーディな採用決定と順調な運用ですが、その理由について、「やはり学長によるリーダーシップが大きいと思います。さらに、充実した講習会の展開、そして全学パソコン必携の3つが要因として考えられます」と、古賀氏は指摘します。 1.学長の強いリーダーシップ 教育改革は学長が打ち出したものであり、このLACSの構築も学長自身による強いリーダーシップで推進され、予算も確保されていました。LACSは全学が対象となる教養教育での利用が義務づけられているだけでなく、理事や教務委員会も学長の考えを受けてLACSの利用を教員に訴えることで、他の分野での利用も促進されています。学生に対しては、1年生前期の必修科目「情報基礎」でLACSの利用方法を説明し、LACSを利用する環境づくりをしています。 2. 充実した講習会の展開 先行運用を前に、2013年9月から教職員を対象にLACSの講習会を開いています。「この9月だけで10回、現在(2015年4月)までに100回以上開催し、参加人数は延べ1000人を超えています」(古賀氏)。教員だけではなく、職員の講習会参加も増えています。学務系の職員や講座に所属する職員にはLACSを利用した教育支援が求められるようになってきています。講習会資料としては「入門編」「実践編」「コース統合編」「グループ学習編」「採点・成績管理」「ポートフォリオ活用編」が用意され、新しいシステムでもスムーズに使えるよう充実したサポートが提供されています。また、教職員からの質問は古賀氏が受け付けており、対面からメール、電話とすべてに対応しています。メールの問い合わせは年間で800通ほどだったといいます(2014年度実績)。「せっかく利用していても、わからない部分があると止まってしまいますので、質問には迅速な対応を心掛けています。可能であれば即刻回答しますし、調査が必要な場合も、遅くとも翌日には何らかの返事をしています」(古賀氏)。 3. 全学パソコン必携 教育改革に伴って、2014年度の新入生からノートパソコンの持参が義務づけられました。LACSを活用したアクティブ・ラーニングを実践するためには学生がパソコンを持っていることが大前提であるためです。これにあわせてキャンパスにおける無線LANの環境も整備しています。「学生はパソコンを必ず持っていますから、たとえば、資料の事前配布や課題提出の受付をLACSで行ったり、授業時間にLACSでグループ学習をしたり、という運用が当たり前のように行えています。1人でも持っていなければこれはできません。教員は遠慮することなくLACSを使った授業ができます。パソコンの必携とLACSの活用、双方による相乗効果が生み出せると考えます」(古賀氏)。 学生質問への対応や採点業務の効率化に効果 「LACSを何らかの形で利用している授業数は1200~1300コマほどになります。基本的には実際の授業との併用で利用されており、資料の提示、課題の提示・回収、オンラインテストの実施などに活用されています。また、掲示板などコミュニケーション系の機能を利用したアクティブ・ラーニングの実践も行われています。学生の利用率もノートパソコンの必携化により着実に100%へ近づいています」(古賀氏)。学部、学科、研究室ではLACS上でコミュニティを開設して共有資料を保管したり、各種委員会では会議資料を共有化したりなど、ペーパーレス化も進んでいます。 このほか大きな効果として、「学生との質問のやり取りが簡便になりました。これまでは主にメールを利用して学生の質問に答えていましたが、それだと見逃す危険性があったり、学生がフリーメールなど本人確認を行えないアドレスを用いていて再度の本人確認が必要となってしまったりしました」と、古賀氏は強調します。LACSならユーザアカウントで本人認証が取れているため、個人情報を含む内容についても安心して回答することができますし、見逃すこともありません。 また、課題の提示から採点まで効率化されたことも大きな効果でした。「Blackboardは採点や成績管理機能が優れています。小テストを出すのも簡単ですし、採点も楽になりました。私は300人ほどの学生を受け持っていますが、昨年度は合計で8000件ほどの採点を行いました。提出されたレポートのファイルはLACS上でプレビューができるため、ダウンロードしていちいち開く必要がありません。また、ルーブリックによる採点表をチェックするだけで採点も行えるため、一連の流れが大幅に効率化されています。課題を多く出すことで学生の学習時間も増加する効果もあると期待しています」(古賀氏)。従来はレポートのファイルを一括ダウンロードし、別途成績表をつけていたため業務はかなり煩雑だったといいます。教員からの質問では、課題の一括ダウンロード方法が多く寄せられるのですが、古賀氏はこのBlackboard上で採点する方法を提案しているそうです。 あわせてBlackboardへの評価を伺いました。「実績のある学習管理システム(LMS)だけあって、サポートがしっかりしています。障害が発生しても原因を迅速に突きとめて解決してくれますので、学内からの問い合わせにも適切な対応ができます。質問や相談への回答もスピーディです。オープンソースではこれが期待できません」と、古賀氏はSCSKならびにアシストマイクロの対応を評価します。 最後にBlackboard導入を検討されている方々へのアドバイスをお伺いしました。「導入および活用を牽引する強いリーダーシップと、きめ細かなで迅速なサポート体制。この双方の力が不可欠だと思います。必要に応じてベクトルを分け、バランス良く展開できるといいのではないでしょうか。本学におけるBlackboardの導入は支援する私たちも驚くほどの急ピッチで進んでいきました。本学の場合、他の学習管理システムからの乗り換えも同時に行いましたので、当初は学内からの反発なども想定していましたが、利用者である教職員に対して徹底したサポートを迅速に行うことで、特に問題なくLACSを浸透させることができたと感じています」(古賀氏)。製品選定から導入、運用、サポートまで担当してきた古賀氏の言葉は、学習管理システム(LMS)等の教育支援システムを検討する教育機関にとって貴重な意見になるでしょう。長崎大学のLACSが今後どのように発展していくのか、注目されます。 Blackboardはデファクトスタンダードとして世界各国で採用されています。日本におけるサポート体制も充実しており、大学の教育支援システムとして安心して運用することができます。 ― 国立大学法人長崎大学 ICT基盤センター 准教授 古賀掲維 氏 *Content Management Blackboard Learnを構成するオプションモジュールのひとつ。個人、コース、組織といった各教育コンテンツの保管・共有、学生の学習経過と学習成果の蓄積、ポートフォリオ機能を備える。 **Building Blocks Blackboard Learnプラットフォームの拡張機能。製品にプラグインすることで、必要な機能を追加できる。これにより、プラットフォームのユーザ体験やワークフロー、データ保存機能を独自の方法でカスタマイズし、拡張することが可能。また、Blackboard Learnが公開しているアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を使用してBuilding Blocksを作成し、他の技術との統合や製品のカスタマイズを行うこともできる。 USER PROFILE:国立大学法人長崎大学 所在地: 文教キャンパス長崎県長崎市文教町1-14 片淵キャンパス長崎県長崎市片淵4丁目2-1 坂本キャンパス1長崎県長崎市坂本1丁目12-4 坂本キャンパス2長崎県長崎市坂本1丁目7-1 設立:1857年 学生数:学部生7,623名 大学院生1,483 外国人留学生444名 http://www.nagasaki-u.ac.jp/ 導入事例をPDFでダウンロードする PDFダウンロードリンク 本導入事例は2015年3月の取材に基づくものであり、現在の状況と異なる場合がございます。 本文中に記載されている社名、製品名、ロゴマークは各社の商標または登録商標です。 本導入事例・Blackboard製品に関するご照会は以下のお問い合わせ先までお気軽にお寄せください。 [inquiry]
Blackboardのイベント
-
2019/10/25開催〜2019/12/31終了Blackboard Learn ご紹介 Webセミナー
- Webセミナー
- Blackboard
「学修成果の可視化とLMS(学習管理システム)」学習管理システム「Blackboard Learn™(ブラックボード ラーン)」に、よりシンプルで直感的な“Ultra(ウルトラ)”インタフェースが誕生しました。SaaSによる、最新のクラウドコンピューティングプラットフォームを採用した“Ultra”インタフェースは、あらゆるデバイスで動作するレスポンシブデザインを備えており、授業コンテンツへの素早いアクセスが学生の学修への関心を高め、教職員の負担軽減を実現します。 本Webセミナーでは、Blackboard Learnの概要、機能のご紹介、教職員の皆様にお試し頂きたい自動成績集計機能、ルーブリック、大学の質保証への対策までデモンストレーションを交えてご紹介します。 ぜひ、動作も快適なBlackboard Learn Ultraインタフェースで、教員と学生双方を本来のティーチング&ラーニングへ集中させ、双方のエンゲージメント(係わり)を高めませんか。高等教育機関、ご関係者のみなさまのご参加をお待ちしています。
-
2019/12/12開催〜2019/12/14終了AXIES 2019年度年次大会に出展します
- 展示会
- Blackboard
- Blackboard Collaborate
- Blackboard Open LMS
アシストマイクロは、今年も大学ICT推進協議会(AXIES)年次大会にBlackboard Japan株式会社と共同出展し、展示ブースと出展者セミナーを通じて2つの学習管理システム「Blackboard Learn」、「Blackboard Open LMS」と、これらと連携が可能なソリューションをご紹介します。ぜひこの機会に、教員・学生双方のエンゲージメント(係わり)を高めるBlackboardのソリューションをぜひご体験ください。 本年次大会は、大学ICTにご興味ご関心をお持ちの方どなたでも参加可能ですので、お誘い合わせの上、弊社ブース、セミナーにお立ち寄りください。
Blackboardに関するニュース
-
2019/07/10アシストマイクロが「『学修成果の可視化』には何が必要かを考える」フォーラムを開催
- PRESS RELEASE
- Blackboard
- Blackboard Open LMS
2019年7月10日 アシストマイクロ株式会社 海外ソフトウェアの販売代理を行うアシストマイクロ株式会社(代表取締役社長:百瀬 太郎、本社:東京都中野区、以下 アシストマイクロ)は、2019年8月23日(金)、米国Blackboard, Inc.(本社:ワシントンD.C.、代表:Bill Ballhaus以下 ブラックボード社)と共同で「『学修成果の可視化』には何が必要かを考える〜アセスメントポリシー、定性的評価、ルーブリックとテクノロジーの役割〜」をテーマに今年も「Blackboard Teaching & Learning Forum 2019 Tokyo」を開催します。 「学修成果の可視化」の必要性が指摘されていますが、何のために、何から始めれば良いのか方法論については必ずしもコンセンサスが十分進んでいないように見受けられます。本フォーラムでは、学修成果の可視化をどのように考えたら良いかを、講師の皆様とご参加の皆様とで一緒に考えたいと思います。 基調講演では、関西国際大学学長の濱名先生から、「学修成果の可視化」を実現するための戦略や方法論について整理して頂き、「学修成果の可視化」に向け取り組まれている事例を、帝京大学の渡辺先生と大阪大学の白井先生からご紹介して頂きます。Blackboardからは海外では教育の質向上と質保証が学修成果、評価とどのように関連していると考えられているかについて、大学の非常勤講師を兼務している、Blackboard社のシニアコンサルタントよりご紹介申し上げます。 後半のセッションでは、ワークショップ形式で学修成果の可視化についてテクノロジーの果たす役割を、ハンズオン形式で具体的にご紹介します。高等教育関係者の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。 《概要》 【日時】2019年8月23日(金) 13:00-17:35 【会場】昭和女子大学 8号館 オーロラホール 東京都世田谷区太子堂1-7-57 ≪アクセスマップ≫ https://office.swu.ac.jp/campusmap/ 【費用】無料 【主催】アシストマイクロ、Blackboard社 《プログラム》 13:00- 開会挨拶 13:05-14:05基調講演 「『学修成果の可視化』には何が必要か?〜アセスメントポリシー、定性的評価、ルーブリック等の活用〜」 学校法人濱名学院 理事長、関西国際大学 学長、関西国際大学基盤教育機構 教授 濱名 篤 氏 14:05-14:35講演 「汎用的能力の育成と評価〜帝京大学情報電子工学科の取り組み」 帝京大学 理工学部教授 ラーニングテクノロジー開発室 室長 渡辺 博芳 氏 14:35-14:45休憩 14:45-15:15講演 「大阪大学におけるBlackboard Learnを用いた一般情報教育科目の実践事例」 大阪大学 サイバーメディアセンター 講師 白井 詩沙香 氏 15:15-15:45講演 “The critical interrelationship between learning outcomes, assessment and technologies in enabling quality university education” Dr Caroline Steel、Blackboard社戦略教育コンサルタント、Queensland大学(Brisbane, Australia)非常勤講師 15:45-15:55休憩 15:55-16:35総合討論 ファシリテーター:日本大学 教授、文理学部 総合文化研究室主任、企画広報委員会副委員長、コンピュータセンター長 小林 貴之 氏 パネリスト:講演者 *4名の講師のご講演を受け、ご講演に対する質問を含め、ご来場の皆様と討議を行います。ご来場の皆様の積極的なご発言をお願いします。 16:35-16:45閉会挨拶 Blackboardの今後の方向 Blackboard社 16:45-16:55休憩 16:55-17:35ワークショップ 分科会A: 学修成果の可視化とBlackboard Open LMS 分科会B: 学修成果の可視化とBlackboard Learn 17:50-19:00懇親会 《詳細・参加申込ウェブページ》 https://www.assistmicro.co.jp/events/tlf2019/ アシストマイクロ 会社概要 社名 アシストマイクロ株式会社 代表者 代表取締役 百瀬 太郎 本社所在地 東京都中野区本町3-31-11 URL https://www.assistmicro.co.jp/ 設立 1976年 事業内容 ソフトウェアパッケージ製品の企画、開発、販売、保守 海外ソフトウェア製品の販売、保守 上記に付随する導入コンサルティング、運用支援、普及支援 以上 本リリースに記載された会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。 リリースに関するお問い合わせ先 アシストマイクロ株式会社 Blackboard Japan Project 〒164-0012 東京都中野区本町3-31-11 レオパレス21第6ビル7F E-mail: bb_info@assistmicro.co.jp * 本リリースのPDF版はこちらからご覧いただけます。 PDFダウンロードリンク
-
2018/09/25Blackboard社、オープンソース学習管理システムのブランドを変更 新ブランドを「Blackboard Open LMS」としたことで、オープンソース コミュニティとオープン スタンダードへのBlackboard社の取り組みの熱意が伺える。
- PRESS RELEASE
- Blackboard
- Blackboard Open LMS
※本プレスリリースはBlackboard社が発表した内容をアシストマイクロが翻訳したものです。原文は以下のリンクよりご覧ください。 http://press.blackboard.com/2018-09-19-Blackboard-Announces-Rebrand-of-Open-Source-Learning-Management-System 【ワシントン、2018年9月19日/ PRNewswire】Blackbaord Incは、Moodleroomsのブランドで知られている、SaaSオープンソース学習管理システムを「Blackboard Open LMS」に改称すると発表しました。これに伴い、Blackboard社は同製品への投資と開発を加速していきます。 このブランド変更は、Moodle認定パートナープログラムからの離脱というBlackboard社の戦略的決定によるものです。Blackboard社は、引き続きMoodle事業をサポートし、市場で最も成熟し安定したMoodleベースのSaaS(Software as a Service)製品を顧客に提供することを約束します。パートナープログラムからの離脱により、Blackboard社はBlackboard Open LMSプラットフォームの継続的な開発にそのリソースを集中させることができます。 2012年以降、Blackboard社はオープンソース コミュニティのリーダーの役割を果たしてきました。今後、IMSグローバルスタンダードのサポート、製品内ヘルプとサポート機能の強化、ユニバーサルアクセスへの継続的な注力、重要な第三者パートナーとのより深い統合などBlackboard Open LMSの重要な機能への投資を、Blackboard社は加速してゆきます。 昨年、Blackboard社は、Blackboard Allyのアクセシビリティ ソリューションやSafe Assignの剽窃防止ソリューションなど、いくつかの革新的な新しいツールをオープンソース コミュニティに提供しました。同社は引き続き、Moodleコミュニティに新しい機能、サービス、製品を提供し、学習経験を向上させることに重点を置いていきます。 「今回のブランド変更は、我が社のオープンソースSaaS製品の新しい章の始まりであり、次から次に生まれる、教育機関とその学習者のニーズに適応するため、全面的にソリューションを再編成して行きます」とBlackboard社のポートフォリオオフィサー、Kathy Vieiraは述べています。 「この1年で、Blackboard Open LMSのお客様は20%の伸びを見せており、1営業日毎に新規顧客を獲得しています。我が社は、オープンソース コミュニティにコードと機能を継続して提供する方針にはゆるぎがなく、コミュニティとともに前進して行きます。」 Blackboard Open LMSの詳細については、https://www.blackboardopenlms.comをご参照ください。 Blackboard Inc.について; グローバルの教育コミュニティとともに歩み、革新的な技術とサービスを活用して学習者の学習を揺るぎないものにすることが、私たちの使命です。 学習者についての比類のない理解、学習者のためを考えた最も包括的なソリューションと、革新に対応する能力とにより、Blackboard Inc.は常に教育の変化とともに歩み続けます。 問い合わせ先; Shawnee Cohn、Blackboard 240-888-5687、shawnee.cohn@blackboard.com SOURCE Blackboard Inc.
-
2018/06/11アシストマイクロ、高等教育における様々なメディアの活用を考える 「Teaching & Learning Forum 2018 Tokyo」開催 ~8月31日(金)・東京・ベルサール八重洲にて~
- PRESS RELEASE
- Blackboard
- Blackboard Collaborate
- Blackboard Open LMS
2018年6月11日 アシストマイクロ株式会社 海外ソフトウェアの販売代理を行うアシストマイクロ株式会社(代表取締役:百瀬 太郎、本社:東京都中野区、以下 アシストマイクロ)は、来たる8月31日(金)、米国Blackboard Inc.(以下Blackboard社)との共催で、「Teaching & Learning Forum 2018 Tokyo」を開催します。本フォーラムは、高等教育におけるICT技術の活用をについてテーマを絞りシリーズで開催しているものです。 今回は「様々なメディアを活用した21世紀の高等教育について、改めて考える」をテーマとし、欧米と異なり学びへの様々なメディアの活用が十分でない日本の高等教育の現状と将来について考える内容を予定しています。 《背景》 今日の学習管理システム(LMS)は、コース管理にとどまっていた従来のシステムとは一変し、様々な学習メディアやツールと連携するオープンな基幹システム(学習プラットフォーム)へと変貌を遂げています。欧米と異なり、日本では大学設置基準の改正に伴うメディア授業についての学内の合意が十分ではないこともあり、学びへの様々なメディアの活用が十分とは言えません。 本フォーラムでは、メディア授業についての学内合意形成事例をご紹介する他、メディアを活用した学びについて、オープンな学習プラットフォームで実現する映像などの学習ツール、教務情報システム、ポートフォリオなどとの連携について実例を含め、様々な角度からご紹介します。オープンな基幹システムと連携が可能なKaltura、Turnitin、Blackboard Collaborateなどの学習ツールもご紹介します。分科会は、Aでは昨今話題のアウトカム/コンピテンシー基盤型教育についてのワークショップを、Bではユーザ様によるLMSのカスタマイズについての講演と、教育ご担当者様、技術ご担当者様のご関心に応じた内容になっています。 アシストマイクロは、Blackboard社の日本における総販売代理店として、国内の高等教育機関、民間企業に同社のソリューションを提供しています。 《概要》 【日時】2018年8月31日(金) 13:00-17:30 【会場】ベルサール八重洲 東京都中央区八重洲1-3-7 ≪アクセスマップ≫ https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_yaesu/access 【費用】無料 【主催】アシストマイクロ、Blackboard社 《プログラム》 13:05-13:55基調講演東京大学 教授 東京大学出版会 理事長 吉見俊哉氏 13:55-14:25導入 多様なメディアとの一体化が違いを産む Dr. Susan D'Aloia, Blackboard 14:35-15:05講演1 愛媛大学における全学的なeラーニング普及推進のための学内合意形成と方略 愛媛大学 仲道雅輝氏 15:05-15:35講演2 統合された学習環境の一環としてのBlackboard Fredrik Klemming氏, Blackboard 15:35-15:55講演3 少人数広域チームワーク構築におけるMoodleroomsとKalturaの有効性 ヤマハ音楽振興会 中川淳一郎氏 15:55-16:40総合討論 司会:大阪大学 教授 竹村治雄氏、パネリスト:各講演者 16:50-17:30分科会 A ワークショップ グローバルモデルとしてのOBEとCBE Dr. Susan D'Aloia B 講演 オープンなプラットフォームが実現するフレキシブルな教育情報基盤の構築 長崎大学 准教授 古賀掲維氏/アシストマイクロ 17:30-19:00懇親会(会費¥2,000を頂きます) 《詳細・参加申込ウェブページ》 https://www.assistmicro.co.jp/events/tlf2018/ アシストマイクロ 会社概要 社名 アシストマイクロ株式会社 代表者 代表取締役 百瀬 太郎 本社所在地 東京都中野区本町3-31-11 URL https://www.assistmicro.co.jp/ 設立 1976年 事業内容 ソフトウェアパッケージ製品の企画、開発、販売、保守 海外ソフトウェア製品の販売、保守 上記に付随する導入コンサルティング、運用支援、普及支援 以上 本リリースに記載された会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。 リリースに関するお問い合わせ先 アシストマイクロ株式会社 ソフトウェア・ディストリビューション・グループ 〒164-0012 東京都中野区本町3-31-11 レオパレス21第6ビル7F E-mail: bb_info@assistmicro.co.jp * 本リリースのPDF版はこちらからご覧いただけます。 PDFダウンロードリンク
-
2018/05/11アシストマイクロ、教育ITシステムの標準規格を推進する 日本IMS協会に加入 ~LTIなど教育ICT標準化規格を日本市場で推進~
- PRESS RELEASE
- Blackboard
- Blackboard Collaborate
- Blackboard Open LMS
- Kaltura
- Turnitin
2018年5月11日 アシストマイクロ株式会社 海外ソフトウェアの販売代理を行うアシストマイクロ株式会社(代表取締役:百瀬 太郎、本社:東京都中野区、以下 アシストマイクロ)は、2018年度より一般社団法人日本IMS協会の会員となりました。日本IMS協会は、米国IMS Global Learning Consortium (以下IMS-GLC)策定の教育ICT標準化規格の推進普及を目的とした非営利団体であり、アシストマイクロは会員となることによって、日本市場における教育ICT標準化を強力に後押しします。 IMS-GLCは、学習管理システム(LMS)と学習ツールを連携させるLTI(Learning Tools Interoperability =学習ツールの相互運用性)規格を始め、あらゆる教育ICTシステムを連携させることを目的とし、複数の規格を策定、推進しています。 《背景》 アシストマイクロは、学習管理システム(LMS)から動画プラットフォームまで、LTIに準拠した文教市場向けのソリューションを数多く手掛けており、これらのシステム間では、簡単かつシームレスな連携が実現しております。一方日本市場においては、まだLTIの普及は道半ばであり、未だ個別にシステム間連携のためのインターフェースを開発するケースが主流となっています。 アシストマイクロでは、このような状況に風穴を開け、LTIを日本市場に普及させることで、教育ICTシステムの利用促進を図っていきたいと考えています。 《LTI対応製品》 アシストマイクロの販売する主なIMS規格対応製品は下記の通りです: ・Kaltura(統合動画プラットフォーム) 動画コンテンツの配信を始め、録画、管理、編集などを可能とする拡張性の高い統合プラットフォーム。 ・Moodlerooms(学習管理システム) オープンソースMoodleをベースに開発され、さらに拡張機能を施したクラウド学習管理システム。 ・Blackboard Learn(学習管理システム) 知識獲得型授業にも課題解決型授業にも対応できる柔軟性を持った学習管理システム(LMS)。 ・Blackboard Collaborate(遠隔授業システム) 教育に特化してデザインされたリアルタイムのバーチャルクラスとウェブ会議のためのプラットフォーム。 ・Turnitin(剽窃チェック&論文作成・指導ツール) 学生提出のコピペを発見、適切な文章作成能力を育成するオンライン教育ツール。 《今後の予定》 アシストマイクロでは、今後展示会、セミナー、ウェブページなどのインターネットメディアを通じ、LTI対応製品をアピールし、LTI規格と日本IMS協会へのサポートを推し進めていく予定です。 【EDIX出展】 5月16日(水)より開催される第9回教育ITソリューションEXPO(通称:EDIX[エディックス])に出展し、LTI対応製品を展示する予定です。 名称: 第9回教育ITソリューションEXPO 会期: 2018年5月16日(水)~18日(金) 会場: 東京ビッグサイト 西ホール(東京都江東区有明3-11-1) 主催: リード エグシビション ジャパン株式会社 出展内容:マイクロラーニング、LTI対応教育ソリューション ブース番号:No. 14-58(西2ホール「eラーニングゾーン」) 出展詳細:https://www.assistmicro.co.jp/events/edix2018/ 【Teaching & Learning Forum 2018 Tokyo開催】 Blackboard社と共同で「様々なメディアを活用した21世紀の高等教育について、改めて考える」をテーマとした上記セミナーを開催します。この中でLTIによる異なるシステム同士の連携事例を紹介する講演を複数用意しております。 名称:Teaching & Learning Forum 2018 Tokyo 日時:2018年8月31日 (金) 13:00-17:30 会場:ベルサール八重洲 (東京都中央区八重洲1-3-7八重洲ファーストフィナンシャルビル2F) 詳細:https://www.assistmicro.co.jp/events/tlf2018/ 《IMS Global Learning Consortium (IMS-GLC) 》 米国に本部を置くe-Learning / ICT 活用教育分野における国際標準化団体。LTI を始め、Caliper、LIS、CC など、システムやコンテンツに応じた複数の規格を策定、提唱している。http://www.imsglobal.org/ 《一般社団法人日本IMS協会》 IMS-GLC に日本から参加し、日本国内でのIMS規格の普及活動を行う者により構成する自主的な組織であり、IMS-GLC の諸事業の日本国内での普及を目的としている。http://www.imsjapan.org/ LTI概念図 アシストマイクロ 会社概要 社名 アシストマイクロ株式会社 代表者 代表取締役 百瀬 太郎 本社所在地 東京都中野区本町3-31-11 URL https://www.assistmicro.co.jp/ 設立 1976年 事業内容 ソフトウェアパッケージ製品の企画、開発、販売、保守 海外ソフトウェア製品の販売、保守 上記に付随する導入コンサルティング、運用支援、普及支援 以上 本リリースに記載された会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。 リリースに関するお問い合わせ先 アシストマイクロ株式会社 ソフトウェア・ディストリビューション・グループ 〒164-0012 東京都中野区本町3-31-11 レオパレス21第6ビル7F E-mail: bb_info@assistmicro.co.jp * 本リリースのPDF版はこちらからご覧いただけます。 PDFダウンロードリンク
-
2016/04/21アシストマイクロが富士ゼロックス「授業支援ボックス」のBlackboard Learn連携モジュールをリリース
- PRESS RELEASE
- Blackboard
アシストマイクロ株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:百瀬 太郎、以下 アシストマイクロ)は、富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗原 博、以下 富士ゼロックス社)が提供する、テストやレポートなどの紙文書をスキャンし、学習管理システム(LMS : Learning Management System)に登録する「授業支援ボックス」と、アシストマイクロが販売する学習管理システム(LMS)「Blackboard Learn」(ブラックボード ラーン)を連携するソリューション「授業支援ボックス連携モジュール」を2016年3月24日にリリース、販売開始いたしました。 学習管理システム(LMS)は、オンラインでのテスト・レポートを前提としており、自動採点などの利点はあるものの、期末テストなど従来のペーパーテストへの対応に弱点がありました。また、数式や図を用いた解答などICTでは実現が難しい答案や、手書きを重視した教育手法などに対して、授業支援ボックス連携モジュールをご利用いただくことにより、アナログとデジタルの融合が可能となり、採点や学生へのフィードバックなどの教員の工数削減および学生のモチベーションの向上、授業の質向上が図れるとともに、LMSの利用率向上を支援します。 「授業支援ボックス連携モジュール」の特長 コース管理、コミュニティ、コンテンツ管理、学習成果に対応する包括的な教育プラットフォームである「Blackboard Learn」と「授業支援ボックス」を「授業支援ボックス連携モジュール」(専用プラグイン:Building Blocks)によって連携することにより、以下を実現します。 フィードバックにかかる時間の削減および採点に関わる教員の工数削減 テスト・レポートのソート、集計時間の短縮 点数転記ミスおよびチェック漏れ削減 採点結果の電子化およびLMSへの登録時間の短縮 きめ細かいフィードバックによる授業の質の向上 タイムリーなフィードバックによる学生のモチベーション向上 LMSの利用拡大による授業の質の向上 学習成果の一元管理 採点結果を保管するためのスペースの削減 紙および電子の学習成果をLMSで一元管理 授業支援ボックス概要 デジタル複合機ApeosPort/DocuCentreシリーズ(注)に取り付けることにより、複合機のスキャン機能と連携して、テストやレポートなどの紙文書を学習管理システム(LMS)に登録でき、採点や学生へのフィードバックなどに関わる教員の工数を削減し、教育の質向上に貢献するソリューションです。 (注):接続可能な機種は富士ゼロックスホームページをご参照下さい。 http://www.fujixerox.co.jp/product/mf_etc/class_box/device.html Blackboard Learn概要 世界でNo.1のシェアを誇る学習管理システム。コース管理、コミュニティ、コンテンツ管理、学習成果に対応する包括的な教育プラットフォームとして、世界10,300以上の教育機関・政府機関・民間企業で採用されています。 http://www.blackboard.jp/ 富士ゼロックス社 会社概要 社名 富士ゼロックス株式会社 代表者 代表取締役社長 栗原 博 本社所在地 東京都港区赤坂九丁目7番3号 URL http://www.fujixerox.co.jp/ 設立 1962年 事業内容 オフィスプロダクト事業: デジタル複合機をベースとしたドキュメント関連ソリューションやサービスの提供 オフィスプリンター事業: ゼログラフィーおよびその他技術を基盤としたカラー/モノクロレーザープリンターの提供 グローバルサービス事業: お客様の全社プリント環境のマネジメントや、業務プロセスに特化したアウトソーシングサービスの提供 プロダクションサービス事業: デジタル印刷市場向けのオンデマンド・プリンティングシステムやワークフロー支援サービス、基幹業務出力向けの連続紙・カット紙プリンターの提供動画システムの開発および販売 アシストマイクロ 会社概要 社名 アシストマイクロ株式会社 代表者 代表取締役社長 百瀬 太郎 本社所在地 東京都中野区本町3-31-11 7F URL https://www.assistmicro.co.jp/ 設立 1976年 事業内容 海外ソフトウェアプロダクトの販売・サポート 文書管理製品の開発・販売・運用・サポート 文書管理関連サービスの提供(各種媒体の電子化業務) アシストマイクロ株式会社は、“世界の革新的なソフトウェアを日本レベルの品質でお客様にお届けする” ことを企業ミッションとして、海外ソフトウェアのディストリビューション(販売代理)や独自システムの開発事業を展開。お客様の経営課題解決にフォーカスしたITソリューションを提供しています。 以上 本リリースに記載された会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。 Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。 リリースに関するお問い合わせ先 アシストマイクロ株式会社 Blackboard Japan Project 〒164-0012 東京都中野区本町3-31-11 7F E-mail: bb_info@assistmicro.co.jp * 本リリースのPDF版はこちらからご覧いただけます。 PDFダウンロードリンク
-
2012/12/19アシストマイクロとキヤノンITソリューションズが米Blackboard社製品販売での戦略的パートナー契約を締結
- PRESS RELEASE
- Blackboard
アシストマイクロ株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:百瀬太郎、以下アシストマイクロ)は、世界シェアNo.1のLMS※1を提供する米Blackboard Inc.(本社:米国ワシントンD.C.、CEO:MICHAEL L. CHASEN)製品の日本総販売代理店として、2012年12月14日、キヤノンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:浅田和則、以下キヤノンITS)と販売パートナー契約を締結したことを発表いたします。 アシストマイクロとキヤノンITSは、WebDAV完全準拠の文書管理製品「Blackboard Xythos™」の販売ならびにソリューション提供を2004年より共同で展開し、確固たる信頼関係のもと、文教市場における数多くの実績を築いています。このたびの契約締結ではこのパートナーシップを更に拡大し、新たにLMS製品「Blackboard Learn™」、モバイル対応ソリューション「Blackboard Mobile™」、そして2012年12月20日販売を開始する教育特化型のコラボレーション製品「Blackboard Collaborate™」を加えた計4つのBlackboard製品の提供を共同で行うことが可能になりました。 本パートナー契約締結により、アシストマイクロとキヤノンITSは、Blackboard製品の積極的なプロモーション活動を共同で展開し、大学等の高等教育機関をはじめとする文教市場に対して、より質の高い教育体験を可能にするソリューションの提供を拡充してまいります。 提供するBlackboard製品のラインナップと概要 Blackboard Learn™(ブラックボードラーン)世界シェアNo.1かつデファクトスタンダードの確固たる地位を確立している学習管理システム。コースデリバリー、コミュニティエンゲージメント、コンテンツマネジメント、アウトカムズに対応。75ヵ国9,300以上の顧客に採用。 Blackboard Mobile™(ブラックボードモバイル)モバイル対応の教育ソリューション。多様なモバイルデバイスに対応するLMSと、戦略的な学校案内を可能にするモバイルアプリを提供。 約2,300の顧客に採用。 Blackboard Collaborate™(ブラックボードコラボレート)教育のために最適化されたコラボレーション製品。オンライン教育、モバイル対応、LMSとの連携、音声コンテンツ作成等の多様な機能で教育者・学習者の共同作業環境を構築。76ヵ国2,600以上の顧客に採用。 Blackboard Xythos™(ブラックボードザイトス)WebDAV完全準拠の文書管理製品。ビジネス文書から公文書までセキュアに管理する製品として、民間から教育機関、政府機関で200万ユーザに使用。 ※1 LMSとはLearning Management System。学習管理システムと呼ばれ、学習に必要な教材の保管・管理、適切な配布、学習履歴や小テスト、試験の成績管理等、総合的な授業、学習支援を 行う目的と生徒間あるいは教員と生徒間のコミュニケーションとコラボレーションを行うためのポータルの側面を含めたシステムを指す。 Blackboard Inc.について Blackboard Inc.は、LMS(学習管理システム)をはじめとする、教育支援ソフトウェアアプリケーションと関連サービスのリーディング・カンパニーです。米国ワシントンD.C.に本社を有し、日本を含む世界75ヵ国でビジネスを展開しています。1997年の創業以来、9,300以上の教育機関・政府機関・民間企業でBlackboardが採用されています。Blackboardは人とテクノロジーの結合を実現することで、世界各地の顧客に教育経験充実のための支援を提供し続けています。 アシストマイクロについて アシストマイクロは「世界の革新的なソフトウェアを発掘し、日本のお客様に満足いただけるサービスを付加してお届けする」ことをミッションとして事業を行っています。ECM(企業内コンテンツ管理)、BPM(ビジネスプロセス管理)、LMS(学習管理システム)などの多彩な製品群を、日本を代表する製造業、高等教育機関、金融機関等のお客様にお使い頂いています。 以上 本リリースに記載された会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。 プレスリリースに関するお問い合わせ先 アシストマイクロ株式会社 Blackboard Japan Project 〒164-0011 東京都中野区中央5-8-1 朝日生命新中野ビル2F TEL: 03-5340-1603 E-mail: bb_info@assistmicro.co.jp Blackboard製品サイト: http://www.blackboard.jp/ * 本プレスリリースのPDF版はこちらからご覧いただけます。 プレスリリースPDF版
-
2012/12/06アシストマイクロが、教育のために最適化されたコラボレーション製品「Blackboard Collaborate™」を発売 ~教育機関や企業の人材育成部門に柔軟性の高いコラボレーション環境を提供~
- PRESS RELEASE
- Blackboard
アシストマイクロ株式会社(代表取締役社長:百瀬 太郎、本社:東京都中野区、以下アシストマイクロ)は、2012年12月20日、教育のために最適化されたコラボレーション製品「Blackboard Collaborate™」(ブラックボードコラボレート)をクラウド型・オンプレミス型双方で販売開始します。ウェブカンファレンス、モバイルデバイス対応、インスタントメッセージ、音声コンテンツ作成、LMS(学習管理システム)※1連携という、教育と学習に特化した機能を備えたコラボレーション環境で、教育機関や企業の人材育成部門が抱える学習成果の改善やコスト削減等の課題解決を支援します。 Blackboard Collaborate™は、世界シェアNo.1のLMSを手がける米Blackboard Inc.の提供する教育のために構築されたコラボレーション製品で、世界で1,000以上の顧客に採用されています。このたびアシストマイクロは、Blackboard日本総販売代理店として日本市場に初めてBlackboard Collaborate™を販売します。年間使用料は標準機能「ウェブカンファレンス」が最小構成500ユーザで高等教育機関92万700円~、民間企業138万1,050円~です。 Blackboard Collaborate™のキーとなる「ウェブカンファレンス」機能は、オンラインでの授業や会議の開催、教育者と学習者の共同作業などを可能にします。情報共有を目的とした一般的なウェブ会議製品と異なり、教育と学習に特化している点が特徴で、たとえば双方向の音声通話やインタラクティブなホワイトボード、アプリケーションやデスクトップの共有、リッチメディアコンテンツの利用などの機能のほか、教育者がリアルタイムのオンラインセッションを行う準備として、教育コンテンツやアクションをあらかじめパッケージ化することや、セッション内容の録画をオフラインで視聴可能な動画や音声コンテンツ等に変換することも可能です。この「ウェブカンファレンス」機能で行われる授業や会議には、モバイルデバイス(iOS端末)に無償の専用アプリをインストールすればどこからでもライブで参加することができ、学習者はコンテンツの閲覧やテキストチャット、音声によるコミュニケーションによって、あたかもその場にいるような学習体験を得られます。 また、テキストチャットのほかに動画コンテンツやデスクトップの共有といったコラボレーションを行える「エンタープライズ・インスタントメッセージ」機能は、オフィスアワーや教育サポートの拡充を、教育者と学習者間で音声メッセージによる指導・質問のやりとりや、教育コンテンツの音声ポッドキャスト化が可能な「音声コンテンツ作成」機能は、対面指導に限定されない個別の学習ニーズへの対応を可能にし、学習者のエンゲージメントを向上します。 さらに、複数のLMS製品とシームレスに連携することで、Blackboard Collaborate™から連携先のLMSが保有する教育コンテンツをスムーズに使用することが可能です。対象となるLMSは、Blackboard製品であるBlackboard Learn™をはじめ、MoodleやSakaiといった主要な製品を網羅しており、複数LMSを運用している教育機関における統合的なオンライン学習を可能にします。 アシストマイクロは、インタラクティブ性に優れ、エンゲージメントの高い学習環境を構築可能なBlackboard Collaborate™を、大学をはじめとした教育機関や企業の人材育成部門に提供することで、学習成果の改善、会議のための出張・関連コストの削減、競合優位性の強化といった課題解決を強力に支援してまいります。 なお、販売開始最初のプロモーションとして、2012年12月17日~19日神戸国際会議場で開催の「AXIES大学ICT推進協議会 2012年度年次大会」にBlackboard Collaborate™のブース出展ならびに企業セミナーでのご紹介を行います。(出展内容詳細: http://www.blackboard.jp/about-bb/event/2012/1217-19axies2012/ ) Blackboard Collaborate™の主要な機能 Web Conferencing / ウェブカンファレンス教育に特化したウェブ会議機能。ホワイトボードや各種コミュニケーションツール、リッチコンテンツを利用した、オンラインならではの双方向性の高い授業や会議の開催、参加が可能。ユニバーサル・アクセスを可能にするアクセシビリティを確保。 Mobile / モバイルウェブカンファレンス機能で開催される授業や会議にモバイルデバイスから参加。LMSへのリンク、eメールリンク、カレンダー招待など、一般的な方法からもライブに参加できる。参加者はコンテンツの参照、テキストチャットや音声を使ったコミュニケーション、設問への解答、挙手、小グループでのセッションなどを体験可能。(※iPad2,iPad3,iPhone4以降で動作。WiFiもしくは3G,4G回線への接続が必要。) Enterprise Instant Messaging / エンタープライズ・インスタントメッセージインスタントメッセージ機能。教育者や学習者間でのチャット、動画やデスクトップの共有などにより、ちょっとした指導や課題確認、オフィスアワーやシラバス等の連絡が可能。ユーザはワンクリックで他ユーザとのチャットやウェブカンファレンスへの招待もできる。Learning Tools Interoperability(学習ツールのインタオペラビリティ)のフレームワークをサポートし、Blackboard Learn™やMoodle等のLMSとの統合にも対応。 Voice Authoring / 音声コンテンツ作成音声コンテンツ作成機能。教育者はコースページへの音声による指導、注釈、コメントの追加や、LMSを通じて提供されるオンラインコースにカスタマイズされたコーチング、フィードバック、アセスメントを提供可能。聴覚による学習の方が行いやすい学習者や外国語の指導に適する。ポットキャストの作成・投稿機能にも対応。 LMSインテグレーション各種LMS製品とのシームレスな連携が可能(Blackboard Learn,Sakai,Moodle,Desire2Learn,Pearson LearningStudio,Fronter,BrainHoney,itslearning, Epsilen)。 ※1 LMSとはLearning Management System。学習管理システムと呼ばれ、学習に必要な教材の保管・管理、適切な配布、学習履歴や小テスト、試験の成績管理等、総合的な授業、学習支援を行う目的と生徒間あるいは教員と生徒間のコミュニケーションとコラボレーションを行うためのポータルの側面を含めたシステムを指す。 Blackboard Inc.について Blackboard Inc.は、LMS(学習管理システム)をはじめとする、教育支援ソフトウェアアプリケーションと関連サービスのリーディング・カンパニーです。米国ワシントンD.C.に本社を有し、日本を含む世界75ヵ国でビジネスを展開しています。1997年の創業以来、9,300以上の教育機関・政府機関・民間企業でBlackboardが採用されています。Blackboardは人とテクノロジーの結合を実現することで、世界各地の顧客に教育経験充実のための支援を提供し続けています。 アシストマイクロについて 1976年の創業以来、ドキュメント管理をはじめとする最新IT技術を駆使した事業を展開しています。2004年4月には初の海外製品であるXythos(ECM製品)の取扱を開始。日本の総販売店として培ったノウハウをベースに多くの海外ソフトウェアビジネスをコア事業としております。 以上 本リリースに記載された会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。 プレスリリースに関するお問い合わせ先 アシストマイクロ株式会社 Blackboard Japan Project 〒164-0011 東京都中野区中央5-8-1 朝日生命新中野ビル2F TEL: 03-5340-1603 E-mail: bb_info@assistmicro.co.jp Blackboard製品サイト: http://www.blackboard.jp/ * 本プレスリリースのPDF版はこちらからご覧いただけます。 プレスリリースPDF版
-
2012/03/30明治大学様が「Blackboard Mobile™ Central」を日本で初導入、『iMeiji』としてリリースされました。
- NEWS RELEASE
- Blackboard
明治大学様はこのほど、“キャンパスライフにいつでもアクセス”可能なアプリ「Blackboard Mobile™ Central」(ブラックボード モバイル セントラル)を日本で初めて導入され、『iMeiji』(アイメイジ)という名称でリリースされました。『iMeiji』はモバイル向けのポータルシステムとして提供されており、iPhoneやiPadなどのモバイルツールからアクセスすれば、どなたでも簡単に明治大学様のあらゆる情報を取得することが可能になります。 アシストマイクロ株式会社は、Blackboard製品の日本総販売代理店として、「Blackboard Mobile™ Central」のコンサルティングから導入まで包括的にご支援させていただきました。また、今後ご予定されている機能拡張やAndroidデバイス対応に関しましても、引き続き尽力して参ります。 このたび明治大学様にご採用いただいた実績をもとに、教育機関を始めとするより多くの日本のお客様に「Blackboard Mobile™ Central」をご利用いただけるよう邁進いたします。 明治大学様プレスリリース http://www.meiji.ac.jp/koho/press/2011/6t5h7p00000awgin.html 『iMeiji』(AppStore) http://itunes.apple.com/jp/app/imeiji/id512413699?mt=8 Blackboard関連情報 Blackboard製品概要 Blackboard製品は全世界75カ国・9,300以上の顧客(教育機関、政府、民間企業含)が利用しているLMSであり、世界シェアNo.1かつデファクトスタンダードの確固たる地位を確立しています。 「Blackboard Mobile™ Central」は、学校案内のキラーアプリであり、iPhoneやiPad、iPod Touch、Androidといった主要なモバイルデバイスからキャンパスライフに必要な情報へすばやくアクセスできます。既存のWebサイトやWebサービスと連携し、マップやニュース、イベント情報、iTunes Uといった豊富なコンテンツを提供できます。学内外のエンゲージメントを向上し、他校との差別化・ブランディングの向上を図ることが可能です。 ■Blackboard Mobile™ Central(製品サイト) http://www.blackboard.jp/blackboard-mobile-central/ ■Bloghttp://www.blackboard.jp/blog/ ■Twitterhttp://twitter.com/Bbj_AM 本件に関わるお問い合わせ先 アシストマイクロ株式会社 Blackboard Japan Project担当 E-mail: bb_sales@assistmicro.co.jp
-
2011/07/05アシストマイクロが米Blackboard社製品の日本総販売代理店に
- PRESS RELEASE
- Blackboard
アシストマイクロ株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:百瀬太郎、以下、アシストマイクロ)は米国Blackboard, Inc.(本社:米国ワシントンD.C.、CEO:MICHAEL L.CHASEN、 NASDAQ : BBBB)と日本の総販売代理店契約を締結し、Blackboard LearnTM 、Blackboard MobileTMを本日、2011年7月5日より販売致します。年間使用料金は新発売であるBlackboard MobileTMが最小構成198万円~となります。 Blackboard製品は、全世界75カ国・9,300以上の顧客(全教育機関、政府、民間企業含)が利用しているLMS(Learning Management System)※1 であり、世界シェアNo.1かつデファクトスタンダードの確固たる地位を確立しています。 『教育の質の向上』、『競争優位性の確保』、『グローバル人材の育成』という日本における教育機関が果たすべき課題を支援し、その中でも特に変革が求められる高等教育機関側にとってのメリットだけではなく、教育の受益者である生徒にとっても最大のベネフィットを提供することが我々のミッションであるとアシストマイクロは考えています。 アシストマイクロは、2004年4月よりECM(Enterprise Content Management)※2 製品であるBlackboard XythosTMの日本総販売代理店としての90社以上のお客様にサービスを提供してきた実績を基に、Blackboard製品全般のご提供スキームを今回一新し、国内の教育機関を始めとするお客様へより充実したサービスのご提供をお約束致します。また、総販売代理店契約としての当社と日本における正規販売代理店のビジネス パートナリングを強化し、製品のデリバリーを強固なパートナーシップと共に『新生ブラックボード』を実現して参ります。 販売開始の最初のプロモーションとして、2011年7月7日(木)~9日(土)の3日間、東京ビッグサイトで開催されます「第2回教育ITソリューションEXPO」に出展致します。最新リリースとなるBlackboard LearnTM R9.1と待望の日本デビューとなるBlackboard MobileTMを展示致します。 Blackboard LearnTM R9.1の特徴 コース管理、コミュニティ、コンテンツ管理、学習成果の4つのコンポーネントから構成される教育と学習を支援する包括的なプラットフォーム 各コンポーネントと有機的なデータ/機能連携が可能 Blackboard MobileTMの特徴 Blackboard MobileTM LearnとBlackboard MobileTM Central、2つのラインナップ Blackboard MobileTM Learn はBlackboard LearnTMと機能連携が可能であり、学内・学外での学習を支援 Blackboard MobileTM Central はキャンパス情報サービスと教育機関のブランディング向上のためのキラーアプリ 主要なモバイルデバイスに対応(iPhone, iPad, Android) Blackboard, Inc.について Blackboard, Inc.は、LMS(学習管理システム)をはじめとする、教育支援ソフトウェアアプリケーションと関連サービスのリーディング・カンパニーです。米国ワシントンD.C.に本社を有し、日本を含む全世界75カ国でビジネスを展開しています。1997年の創業以来、9,300以上の教育機関・政府機関・民間企業でBlackboardが採用されています。日本においては60以上の導入実績を誇ります。Blackboardは人とテクノロジーの結合を実現することで、世界各地の顧客に教育経験充実のための支援を提供し続けています。 アシストマイクロについて 1976年の創業以来、ドキュメント管理をはじめとする最新IT技術を駆使した事業を展開しています。2004年4月には初の海外製品である Xythos(ECM製品)の取扱を開始。日本の総販売店として培ったノウハウをベースに2009年10月Web会議システムBizNuri、2010年 10月にはBPM製品BP Logixの取扱を開始し、ソリューションの提案・コンサルティング・技術サポートをご提供しております。 Blackboard正規販売代理店 株式会社CSK 西日本事業本部 産業システム第二営業部 担当:谷相(たにあい) TEL:06-6223-8810 E-mail:SALES-BBLS_ALL@csk.comURL:http://csklc.jp/ 株式会社SIGEL(シゲル) 担当:定久(さだひさ) TEL:06-6265-5180 E-mail:info@sigel.co.jp URL:http://www.sigel.co.jp/ 株式会社ワオ・コーポレーション 文教ソリューション事業部 東京本部 担当:尾崎 TEL:03-5464-0837 E-mail:edu_contact@wao-corp.com URL:http://edu.wao-corp.com/ ※1 LMSとは Learning Management System 学習管理システムと呼ばれ、学習に必要な教材の保管・管理、適切な配布、学習履歴や小テスト、試験の成績管理等、総合的な授業、学習支援を行う目的と生徒間あるいは教員と生徒間のコミュニケーションとコラボレーションを行うためのポータルの側面を含めたシステムを指す。 ※2 ECMとは Enterprise Content Management 文書に限らず、画像、音声、Webコンテンツ等あらゆるコンテンツをライフサイクルに基づき管理可能な基盤。 リリースに関するお問い合わせ先 アシストマイクロ株式会社(Blackboard製品 日本総販売代理店) Blackboard Japan Project TEL:03-5340-1541(代表) 担当:荒川 E-mail:bb_info@assistmicro.co.jp URL:https://www.assistmicro.co.jp/ 製品専用プロモーションサイトURL:http://www.blackboard.jp/ 以上 本リリースに記載された会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。 * 本リリースのPDF版はこちらからご覧いただけます。 PDFダウンロードリンク ※記載されている内容は発表時点の情報であり、現在の状況とは異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
Blackboardに関するブログ
-
2017/05/30Webセミナーでお会いしましょう!
- Blackboard
- Kaltura
- Moodlerooms関連
- Blackboard
- Blackboard Collaborate
- Blackboard Open LMS
- Kaltura
5月の2大イベントを終え... もう5月もあとわずか。 6月になると、世間では衣替え。クール・ビズも始まり本格的に夏到来ですね。先週まで、我々は「第8回教育ITソリューションEXPO(EDIX)」への出展、それに続いて8回目を数えるBlackboard Learnのユーザ会合(The 8th Japan Blackboard Users Group - JBUG8)と大きなイベントが連続し、非常にあわただしい毎日でした。 出展社セミナーは満員御礼! 東京ビッグサイトで3日間にわたって開催されたEDIXでは、最終日の5月19日、「動画で広がるオンライン学習の可能性」と題した出展社セミナーを行いました。定員を超えるお客様にお越しいただき、動画コンテンツ活用への高い関心を実感しました。予想以上の反響に嬉しい悲鳴でしたが、窮屈な思いをさせてしまった皆さま、申し訳ございませんでした。 よろしければ、個別に訪問し、ゆっくりとお話しをさせてもらいますので、どうぞお気軽お申し付けくださいね。 一方、広島大学様のキャンパスで開催したJBUG8では、熱心なBlackboardユーザの皆さまから活発な発言をいただき、大変な盛り上がりを見せました。広島大学様には場所のご提供を始め、ご講演に至るまで、多大なご協力を頂きました。重ねて御礼申し上げます。 広島大学様で開催されたJBUG8 Webセミナーが続々と さて、前回の書き込みでも触れましたが、弊社ではまだまだイベントが控えております。なかでも、Webセミナー(ウェビナー)は各種用意しておりますので、ぜひこの機会に参加ください。本サイトから参加申込をいただけます。 「Blackboard Learnが実現するシンプルで多彩な授業設計」 【LMS】 https://www.assistmicro.co.jp/events/bblearn-webinar-2017/ 6月20日(火) 14:00~15:00 10月24日(火) 14:00~15:00 12月19日(火) 14:00~15:00 授業の進め方は科目によって、また教員によっても様々と言われています。Blackboard Learnは、知識獲得型授業にも、課題解決型授業にも利用できるシンプルな授業設計ツールを多数用意しています。この一連のwebセミナーでは、Blackboard が実現するシンプルで多彩な授業設計の数々を、可能な限り実際の大学の授業の学修課題に沿った形で、Blackboard社のソリューションエンジニアよりご紹介します。 「Moodleroomsで実現する一歩先を行くオンライン授業」 【LMS】 https://www.assistmicro.co.jp/events/mr-webinar-2017/ 6月13日(火)15:00~16:00 7月19日(水)14:00~15:00 8月22日(火)14:00~15:00 Moodleをベースに作られた学習管理システム(LMS)、Moodleroomsでよりよい学習環境を実現しませんか。豊富な機能と高い操作性を提供するMoodleroomsは100%クラウドですので、サーバの管理もソフトウェアのバージョンアップの心配もありません。 本Webセミナーでは、シリーズでMoodleroomsの基本機能を始め、用途に応じた活用方法、事例などをご紹介してまいります。 「Kalturaを使ったわかりやすいオンライン動画教育」 【動画配信】 https://www.assistmicro.co.jp/events/kaltura-webinar-2017/ 6月22日(木) 14:00~15:00 近年様々な分野において、動画コンテンツへの注目が高まっております。統合動画プラットフォームKaltura(カルトゥーラ)を利用すれば、効果的な教育、研修を容易に実現することができます。本Webセミナーでは、教育における動画活用のあり方について、KalturaとLMS連携の実例も示しながらご提案します。 「Blackboard Collaborateを使った質の高い遠隔授業」 【遠隔授業】 https://www.assistmicro.co.jp/events/collaborate-webinar-2017/ 6月13日(火)14:00~15:00 7月20日(木)14:00~15:00 Blackboard Collaborateは、遠隔授業で、対面授業さながらの学習体験を提供します。本Webセミナーでは、Blackboard Collaborateを使った遠隔授業の可能性について、機能や事例を紹介しながら、解説します。このセミナー自体をBlackboard Collaborateを使って行いますので、参加されればその機能を実際に体感いただけます。 Webセミナーは、いずれも遠隔授業ツールのBlackboard Collaborateを使って行います。特別な設定などは不要です。インターネットに接続できるパソコン(WindowsまたはMac)とブラウザがあればOKです。セミナーの途中で挙手をして質問をするなど、リアルな授業さながらの体験も可能ですよ。 お気軽にご参加ください! また、Webセミナーでこんなテーマを取り上げてほしい、などのご意見・ご要望もお待ちしております。 よろしくお願いいたします。
-
2017/01/202016年度 AXIES 年次大会に出展しました
- Blackboard
- Kaltura
- Turnitin
- イベント報告
- Blackboard
- Kaltura
- Turnitin
年も明け、あっという間に1月も下旬になりましたが、これから大学受験などが本格的になる時期ですね。 受験生だったころは遠い昔のこととなり、今年の冬の過ごし方としてはスケートリンクに出かけることも多くなったNeoです。さて、昨年12月14日(水)~16日(金)は、京都で開催されたAXIES(大学ICT推進協議会)の年次大会にBlackboard Japanと共同で出展しましたので、その様子をご報告します。 AXIES(大学ICT推進協議会)とは、「Academic eXchange for Information Environment and Strategy」の略で、高等教育や学術研究機関におけるICTを利用した教育・研究・経営の高度化を図ること、また、日本の教育・学術研究・文化ならびに産業に寄与することを目的としている協議会です。 2011年より年次大会が開催されており、Blackboard Japanもスポンサーの一つであること、また弊社ではBlackboard Learnを始めとした教育系システムを販売していることもあり、今年も出展致しました。 企業展示ブースでは 展示コーナーでは、数多くの企業がブースを構えていました。弊社とBlackboard Japanのブースでは、ラーニングアナリティクス(LA)を始めとして、学習管理システム(LMS)、遠隔授業ツールと言ったBlackboard製品の他、動画講義の収録・管理・公開を行うことができるKaltura、剽窃チェックツールのTurnitinを紹介させていただきました。また、弊社のお客様を始めとした先生方と様々な意見交換をさせていただきました。その中では、特にLAや動画授業コンテンツの需要は高まっている印象がございました。 会場に設けられた弊社とBlackboard Japanのブース 弊社の講演について 大会2日目に40分の時間をいただき「LMSの誕生から20年 ~これからのLMSのあり方~」と題した講演を行いました。Blackboard社では約20年前、LMSが誕生した初期の段階より教育系システムを専業として携わってきており、本講演ではその歴史を振り返りつつ、Blackboard製品に限らずLMS全般についての現在までの歩みをたどるお話しをしました。 その中で、今後LMSに求められていく事について整理し、LMSを選考する際に重要となる基準について、特に以下のような点を挙げました。 LMSの効果を発揮するためには全学利用が重要なこと グローバル化(外国籍教員や留学生の受入等)の中でのLMSの役割 LMSの利用促進のためのサポート体制 LTI連携 24時間365日稼働していることが重要となってきているLMSを支える体制 製品開発の継続性 講演資料を掲載しましたので、是非ご覧ください。 LMSの誕生から20年 ~これからのLMSのあり方~ (アシストマイクロ AXIES2016年次大会資料) EDUCAUSEの会長、ジョン・オブライエン氏も登壇 前回のブログでも紹介させていただいた「EDUCAUSE」の会長兼CEOであるジョン・オブライエン氏が登壇し、会場は多くの方で賑わいました。2000年から発行されている「EDUCAUSEにおけるIT分野の課題トップ10」について、2016年は「情報セキュリティ」、「ファカルティと執行部の連携」、「学生の成果を改善するためのテクノロジー」が大きなテーマとなりました。学生の成果を改善することはもちろんのこと、クラウドへの流れもあり情報セキュリティへの関心は日本でも年々高まっております。また、ファカルティと執行部の連携についても、LMSに関しては、導入の目的を共有することは重要であり、全て日本と共通する課題でもあると感じました。 最後に 話に花が咲いた懇親会会場 2日目に行われた昼食会や夜の懇親会では、先生方や企業の方々と話が弾みました。懇親会では舞妓さんが来られ会場は大い盛り上がり、京都らしさを感じることができました。私は舞妓さんと話すのが初めてで少し緊張…。次回は広島市で開催されるとの情報もいただきました。 教育ICTに求められる課題は多々あり、こうした懇親会でいただいた貴重なご意見を基に、弊社では実際の現場を注視しながらサービスの改善に努めていきたいと考えております。今後とも宜しくお願い致します。
-
2017/01/19BbWorld 2017開催決定
- Blackboard
- Blackboard
Blackboardユーザが世界中から集結する恒例の「BbWorld」が今年も開催されます。Blackboardソリューションをはじめとする教育ICTの最新動向が披露される大イベントで、昨年はラスベガスの会場で34ヵ国から、900団体の2,000人以上のユーザ等が参加して盛大に行われました。 今年は米国南部、ジャズ発祥の地としても有名なニューオーリンズに場所を移し、7月25日から27日までの3日間の日程で開催されます。 学校の上層部から先生方、ICT担当、教務担当の皆様まで幅広い方々が参加し、活発な議論、情報発信が行われる予定です。講演の数は150を超え、展示スペースでは50社以上の出展が予定されています。Blackboard社メンバーに直接質問することができるナレッジバーが設けられ、また出展各社からはBlackboard製品と連携して使用できる様々な最新ソリューションが紹介されるでしょう。 もちろん、参加者同士の交流をはかるための懇親会もあります。これも恒例となりますが、7月24日から25日の2日間にわたり、同じ会場で開発者向けのカンファレンスである、DevConも企画されています。 Blackboard社の最新の製品動向からユーザ事例まで、見逃せない内容が満載のイベント。基調講演では、例年著名な講演者が登壇します。ぜひ、ご参加いただきその熱気を感じて頂ければと思います。 ※1月末までに申し込むことにより、早割価格で参加登録することが可能です。 BbWorld開催概要 名称 BbWorld 2017 日時 2017年7月25日(火)~27日(木) 場所 米国・ニューオーリンズ市 New Orleans Morial Convention Center [ アクセスマップ ] (901 Convention Center Blvd, New Orleans, LA 70130) 費用 高等教育機関$925/人。(1月31日まで早割価格$750適用) 詳しくは、公式サイトの価格表をご覧ください。 同時開催 2017年7月24日(月)〜25日(火) DevCon 2017(開発者向けカンファレンス) 公式サイト http://bbworld.com/ 参加お申込み 公式サイトよりお申込みください。 ※なお、当社より本イベントへのツアーは企画しておりません。予めご了承ください。 ※BbWorldについて、ご不明な点などございましたら、お気軽にアシストマイクロまでお問い合わせください。 BbWorld 2017プロモーションビデオ BbWorld 2016の様子
-
2016/12/26教育ICT最前線、EDUCAUSE 2016参加レポート
- Blackboard
- イベント報告
- Blackboard
- Kaltura
年の瀬も押し迫り、一段と寒くなってまいりましたが、皆さまお元気ですか。寒い日には鍋料理と日本酒が恋しくなるsumoriです。 少し時間が経ってしまいましたが、10月に米国のアナハイムで開催されたEDUCAUSEの年次大会(ANNUAL CONFERENCE)に参加してまいりましたので、その様子をご報告したいと思います。 会場のAnaheim Convention Center EDUCAUSEとは EDUCAUSE(エデュコーズ)とは、ICT技術の活用によって高等教育を進歩させることを使命とする、米国の非営利団体(NPO)であり、高等教育関連の団体としては米国では最大級のものです。毎年、秋に年次大会を開催しており、今年は10月25日から28日までの計4日間、ディズニーランドにほど近いアナハイム・コンベンションセンターでの開催となりました。 アシストマイクロとしては、学習管理システム Blackboard Learnを始めICT技術を活用した多様な文教ソリューションを日本の市場に提案してきた自負がありますが、米国および世界の最新動向を肌で感じるためにも是が非でもこの場に居合わせたいという思いがありました。 規模の大きさに圧倒される 初日、会場に足を踏み入れ、その規模の大きさに圧倒されてしまいました。主催者によると参加者は8,000人にものぼり、うち1,500人は初めての参加者だそうです。用意された講演数はポスターセッションや企業講演も含めると600以上。同時にいくつもの講演が進行しているので何を聞いていいのか迷ってしまいます。 スケールの大きいGeneral Session会場 ハイライトはラーニングアナリティクス 全体として、特に際立っていたのはラーニングアナリティクス(LA)のトピックで、どこのセッションでも聴衆からの質問も多く、熱い議論が展開されていたのが印象的でした。日本でも2016年はLAがバズワードとして注目された年だったと思いますが、この分野で一歩先を行く米国でも正に今、この話題が旬であることがよくわかりました。 学生を成功に導くため、そしてひいては学校組織運営の成功へとつなげるため、南カリフォルニア大学、メリーランド大学といった米国の大きな大学がプロジェクトを立ち上げて取り組んでいる事例に接し、大きな刺激を受けました。LAは導入したら終わりというものではなく、その後の試行錯誤の繰り返しにより改善を図っていくことが重要、と講演者たちが口々に強調していたのは、うんうんと頷いてしまいました。 アシストマイクロでも、今年は長崎で開催した教育改革シンポジウムなどでLAをテーマとした活動を展開してまいりましたが、今後の日本の教育現場でのLAの展開の道筋の一端が見えた思いです。 展示会場では 一方、弊社が取り扱う学習管理システム(LMS)テーマとした講演が少なかったのも特筆すべき点でした。これは、決してLMSが重要でなくなった訳ではなく、既に学習環境の中で当たり前のように使われる、いわば鉛筆やノートのような存在になっていることの証だったように思います。事実、LAをテーマにした講演でも、LMSのデータをどのように扱うかという話題は当然のように語られていました。 Blackboard社ブース 展示スペースでは、300社に上る出展者がひしめき合い、最先端のICTソリューションを紹介していました。そこで目立っていたのはクラウド関連のソリューションでしょうか。様々なシステムがクラウドに移行する中、ネットワーク、サーバのセキュリティに関するソリューションのブースも非常に賑わっていました。 弊社としては、Blackboard社、Kaltura社のブースが盛況だったのも嬉しいことでした。日本で彼らのソリューションを紹介する立場としては、彼らの元気が我々の元気につながります!Blackboard社はアナリティクスにモバイルソリューションと、LMS一辺倒ではないところを示していましたし、Kaltura社は動画ソリューションで、録画、配信ができるだけでなく、自動的に動画内の音声やテキストをタグ化し簡単なサーチを可能とするKaltura REACHというオプションも紹介。動画分野での先駆者を印象付けていました。 Kaltura社ブース 日本でも 12月には、日本のEDUCAUSEと称される大学ICT推進協議会(AXIES)が京都で年次大会を開催し、EDUCAUSEの会長、ジョン・オブライエン氏が基調講演を行いました。弊社も参加しましたので、次回はそのご報告もできたらと思います。 アシストマイクロでは、最新の動向を注視しながら、皆さまの教育を一歩、二歩前に進めるソリューションを提案してまいりたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。
-
2016/06/10【Moodleroomsで始める新しい人材育成】連載第13回: EDIXなどご来場御礼!
- Moodleroomsで始める新しい人材育成
- Moodlerooms関連
- イベント報告
- Blackboard
- Blackboard Open LMS
- Kaltura
- Turnitin
東京は梅雨の季節に入りましたが、皆さんいかがおすごしでしょうか。雨と言えば、皆さんはどんな歌を思い浮かべますか。月並みですが、まずはやはり「♪あめあめ ふれふれ かあさんが…♪」(あめふり)かな。私は、かなり古い曲ですが、1960年にスリム・ハーポという人が歌った”Rainin’ In My Heart”という曲が沁みますね。この曲のように、雨は悲しい気持ちの象徴のように歌われることが多いのですが、天気が下り坂でも、気分はあげあげで行きたいと思います。クラウドベースの学習管理システム(LMS)「Moodlerooms」(ムードルルームス)をテーマにした連載、第13回です。5月のイベントを終えて先月の書き込みでお知らせしました通り、Moodleroomsは、2つのイベントに参加しました。普段は地道に営業活動を続けるMoodleroomsチームにとって、ひと月に2つものイベントに関わるというのは大ごとなのです。一つ目は、教育ITソリューションEXPO(通称:EDIX)への出展でした。アシストマイクロは、今回MoodleroomsとBlackboard Learnという2つのLMSに加え、動画、言語学習、剽窃チェック、コンテンツ作成、遠隔授業など様々な製品をあわせて展示。小さなブースにこれは欲張りすぎ?いやいや、これも多様なニーズを持ったお客様に、最適なソリューションを見つけていただきたいという思いからなのです。弊社のブースは、狭い通路に面したこじんまりとしたもの。EDIX自体は、出展が800社にも上る大規模なイベントですが、果たしてお客さんは来ていただけるのか?正直不安でしたが、初日から大変多くの方にお立ち寄りいただき、ブースは終始カオスなほどごった返しておりました。嬉しいことにMoodleroomsを狙い撃ちで探してくれた方も多く、スタッフの説明に熱心に耳を傾けて頂きました。 [caption id="attachment_6269" align="aligncenter" width="560"] EDIXの弊社ブースは連日盛況でした[/caption] Moodleの知名度の高さもその要因だったようで、「以前使っていたMoodleをベースにしているから興味を持った」という方もおられました。LMSの導入を具体的に検討されている方も多く、eラーニング化への意識の高まりを実感する3日間でした。会期中のEDIXの来場者は3万人を超えたそうで、来年は秋に関西でも開催が決定したとのことです。世間の盛り上がりに、我々も心が躍る今日この頃です。もう一つ嬉しかったのは、株式会社ブルーポートさんがお隣りのブースだったことです。ブルーポートはコンテンツ作成ツールiTutorの販売で弊社とパートナーになっておりますが、今回隣り合わせになったのは全くの偶然で、主催者から配布されたレイアウト図を見て「おおっ!」と声を上げてしまいました。現地で顔を合わせ、お互いの健闘をたたえ合いましたよ。会期中は混雑でゆっくりお話しができなかったお客様もおられますので、しばらくは、皆さまのフォローで右往左往することになりそうです。もう一つのイベントは、「Blackboard Japan Tour 2016」でした。これは、Blackboard社が自社のソリューションの紹介をすべく、例年世界各所を回って行うセミナーであり、日本では5月27日(金)、東京で開催されました。メインとなるテーマはBlackboard LearnとLearning Analyticsでしたが、分科会でMoodleroomsのレポート機能と分析ツールX-Rayを紹介するコーナーを設けました。シンガポールから来日したBlackboard社スタッフと弊社担当の連携での講演でしたが、聴講頂いた皆さんも海外の方を含む国際色豊かな顔ぶれでした。皆さま、ありがとうございました。 [caption id="attachment_6270" align="aligncenter" width="560"]Blackboard Japan Tour 2016におけるMoodleroomsセッション[/caption] セミナーも開催します大きなイベントはひとまず終わりましたが、今月から来月にかけて、Moodleroomsチームでは、2つのセミナーを開催します。いずれもまだ参加可能ですので、ぜひお誘いあわせの上お越しください。お待ちしております。1つは、6月17日(金)開催の「Moodle+αでここまでできる!新しいMoodle連携ソリューション無料体験会」です。日々お客様から伺うLMSに求めるプラスαのニーズに焦点を当てた内容です。eラーニングの教育コースのみならず、教室スタイルの授業もあわせて行いたい、動画をふんだんに使ったコースを作成したいといったご要望に応え、Moodleroomsと連携する2つのソリューションBlackboard Collaborate(遠隔授業ツール)、およびKaltura(動画プラットフォーム)を合わせてご体験頂きます。Moodle+αでここまでできる!新しいMoodle連携ソリューション無料体験会日時2016年6月17日(金) 15:00-17:00場所アシストマイクロ株式会社 セミナールーム費用無料詳細・申込https://www.assistmicro.co.jp/events/moodle-integration-trial/* 開催日前日まで受付しています もう一つのセミナーは、株式会社ブルーポートとの共催でお届けする「簡単に始められるeラーニング~教材作成から受講管理まで、思いのままに~」です。「eラーニングを導入してみたい、でも難しそう」「LMSの導入はいいけど、コンテンツはどうするの?」といった不安をお持ちの方も多いと思います。ブルーポートの提供するコンテンツ作成ツールiTutorを使えば、動画やテストを配した表現豊かな教材をワープロ文書を作成する感覚で簡単に作成することができ、Moodleroomsの教育コースに組み込んで使用できます。eラーニングの敷居を下げる強力なコンビネーションで、ぜひ多くの方にeラーニングのメリットを感じて頂きたいと思っています。 簡単に始められるeラーニング~教材作成から受講管理まで、思いのままに~日時2016年6月24日(金)、7月8日(金) 15:00-17:00場所アシストマイクロ株式会社 セミナールーム費用無料詳細・申込https://www.assistmicro.co.jp/events/20160624-0708itutor-mr-seminar/* 開催日前日まで受付しています LMSでこんなことできないの?こんな機能もあったら嬉しいな。そんな疑問、ご要望などございましたら、お気軽にご連絡ください。アシストマイクロではMoodleroomsに限らず、多様な教育ソリューションで皆さまのご要望にお応えすべく、日々切磋琢磨しております。
-
2016/05/27第7回教育ITソリューションEXPO出展のご報告~ラーニングアナリティクスとアクティブ・ラーニング~
- イベント報告
- Blackboard
- Blackboard Open LMS
- Kaltura
- Rosetta Stone
- Turnitin
皆様こんにちは。 先日朝、洗濯物を外に干したことをすっかり忘れ、丸二晩ほどそのままにしていたDombeです。 梅雨前でよかったです。 さて、今回は5月中旬に出展いたしました、第7回教育ITソリューションEXPO(EDIX)について、アシストマイクロのブースの様子と会場全体の様子についてご報告いたします。 展示テーマは「ラーニングアナリティクス (Learning Analytics)」、お陰様で大盛況! ブースでは、学習管理システム(LMS)「Blackboard Learn(ブラックボードラーン)」と「Moodlerooms(ムードルルームス)」およびそれぞれの専用アナリティクスツール「Blackboard Analytics for Learn(アナリティクスフォーラーン)」、「X-Ray Analytics(エックスレイ アナリティクス)」を中心に、最新のラーニングアナリティクスソリューションをご紹介いたしました。 こちらの記事でもご紹介の通り大変な盛況で、3日間の会期中、さっとお立ち寄り頂いた方も含めれば、200名程お越しいただきました。 ご来場いただいたお客様は特に企業の方が多く、ラーニングアナリティクスにとどまらず、 「いま実施中の対面の研修をもっと効率的にできる方法を探している(会場確保と出席者集めが毎回大変)」 「マニュアルなどの既存コンテンツを簡単に配布して閲覧したのか、着手したのか、などの学習進捗状況をチェックしたい」 「いつもやりっぱなし状態なので、きちんと振り返りできる仕組みを作りたい」 などのご要望がありました。 すでに何かしら社員教育は行っているが、統一化できていない、体系化できていない、やりたいけど効果測定まで手が回っていない(そのせいで無駄なコストや手間が発生している)という状態の企業様が多いようです。 これらの課題に対し、アシストマイクロからは、LMSを使って教材の作成・配布・一括管理を簡単に行う方法や、どのように効果測定や分析を行い活用できるかなどを、実際の製品デモや資料を通してお伝えしました。 お客様の中には、さっそく担当者の訪問やより具体的な提案を依頼なさる方もいて、現在、すでに導入に向けて動き出しているお客様もいらっしゃいます。 多くの方にアシストマイクロ提供のLMSおよびラーニングアナリティクスソリューションにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございました。 引き続き「アクティブ・ラーニング」が熱い! さて、アシストマイクロのブースだけでなく、会場全体の様子について、私が感じた印象もご報告したいと思います。 会場内を歩いていると、各出展社のブースの看板や掲示物によく「アクティブ・ラーニング」というキーワードが使われていて、そのようなブースにお客様が集中しているようでした。 5月10日には、教育の強靭化に向けた文部科学大臣のメッセージが公開されおり、アクティブ・ラーニングの視点を取り入れ学習過程を改善する、という学習指導要領改訂の方向性が明示されています。これが教育関係の皆様の関心をさらに喚起したのかもしれません。 某企業のブースでは、「アクティブ・ラーニング実施に必要な指導力」といったテーマのミニセミナーが開催されていて、黒山の人だかりができていました。 聴衆の輪に混ざりつつ、どんな人が集まっているのかな~、と聴講中の皆様の名札の機関名をさっと確認してみたら、小中高校の先生、塾の先生、大学の先生、それら教育機関をお客様に持つベンダー、と特に偏りなく幅広い業種の方たちが集まっていることがわかりました。教育に携わる誰もが、生徒たちの主体性を引き出すために、今の手法をどう改善すればよいのか、という課題を持っているのだと伺い知ることができました。 「生徒に主体性を引き出す」という方向性の教育は、有名な事例がいくつかあるものの(大きな議論を呼んだ「豚のPちゃんと32人の小学生」とかもアクティブ・ラーニングの実践例になるんでしょうか。)、まだノウハウは少なく、具体的な手法の考案・実施に頭を悩ます教職員が多いことでしょう。 コツコツとトライアンドエラーを繰り返し、効果的な方法を模索していく必要がありそうです。 アクティブ・ラーニングに必要不可欠なラーニングアナリティクスと学習管理システム(LMS) そこで必要になるのが、それら教育機関の試行錯誤の履歴や、生徒の取り組み内容、学習成果をきちんと記録・蓄積することと、蓄積データの分析と改善点の明確化、すなわちラーニングアナリティクスです。 まず、過去の活動が目に見える形で残っていれば、一人の教員の成功例を大勢の教員が参照し、自分の授業に取り入れることが簡単になります。 さらにデータが蓄積されていけば、成功例と失敗例のそれぞれの要因を分析して明らかにし、次の取り組みに活かすことで、少しずつエラーを減らし、より多くの効果的な教育を実施できます。 「どうやって目に見える形に蓄積するの?」「分析なんて難しいこと、多忙な教員は手を回せないのでは?」という疑問に、学習管理システム(LMS)とアナリティクスツールの利活用が一つの解決策になります。 LMS上で行われた教育・学習活動の記録は、誰も意識しなくても、すべてが自動的にログデータとして蓄積されます。 ほかの教員の効果的な取り組み例を参照することや、自分の教授方法の振り返りが簡単になります。さらに、好成績の学生の傾向を調べたい、どの教育活動が好成績に結びついたのか知りたい、といった高度な分析も、ラーニングアナリティクスツールとLMSを連携させることで、数クリックで簡単かつ迅速に行えます。 あらゆる教育・学習履歴の蓄積と分析を簡単に実現する。これこそLMSとラーニングアナリティクスツールの大・大・大得意分野なのです! Moodlerooms上のディスカッションボードで実施した生徒同士のディスカッションを、専用アナリティクスツールX-Rayで分析した例。話題に挙がったキーワードや、参加者同士のやり取りの頻度が可視化されます。テーマに沿った議論ができたか、全員が議論に参加できているかが一目瞭然。 最後に 国内外でのアクティブ・ラーニング実施やラーニングアナリティクスに多くの実績を有する、Blackboard Learn、Moodlerooms、および各ラーニングアナリティクスツールは、さらに効果的な教育を提供したい教育機関の皆様や、企業の教育ご担当者様を必ずお手伝いできます。 アシストマイクロは、引き続きラーニングアナリティクス、アクティブ・ラーニング推進を強力に支援するソリューションはもちろん、これからも時代とともに変わり続ける教育の課題に対し、解決策となる教育ICTをご紹介、ご提案できればと考えております。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
-
2016/05/10【Moodleroomsで始める新しい人材育成】連載第12回:イベントでお会いしましょう
- Moodleroomsで始める新しい人材育成
- Moodlerooms関連
- Blackboard
- Blackboard Open LMS
- Kaltura
- Turnitin
5月と言えばゴールデンウィーク。皆さんは、どちらかへ行かれましたか?東京は、連休中好天に恵まれたようですが、旅先で連日豪雨に見舞われたMoodleroomsチームの雨男、sumoriです。 さて、クラウドベースの学習管理システム「Moodlerooms」(ムードルルームス)をテーマにした連載、第12回をお届けします。 教育ITソリューションEXPOに出展 連休明けですが、今我々は休みボケなどと言う暇もなくイベントの準備に追われています。今月は、2つの大きなイベントが控えているのです。 まず、5月18~20日は、東京ビッグサイトにて開催される、第7回教育ITソリューションEXPO(EDIX)へ出展致します。 ここで弊社は、Moodleroomsと連携して使用することができるラーニング・アナリティクス・ソリューション「X-Ray Learning Analytics」の本邦初披露をする予定です。LMSには、アクセス履歴、成績データ、ディスカッション履歴など膨大なデータが蓄積されますが、それらを詳細かつ多角的に分析し、学習体験の改善などにつなげるために非常に有効なツールとなっております。 X-Ray Learning Analyticsを使ったリスク分析グラフ。ソーシャルな学習活動と成績の2軸で分析し、活動が少なく成績もふるわない学生を発見、適切なケアにつなげられる。 この他、LMSとしては「Blackboard Learn」も出展します。さらには、統合的動画プラットフォーム「Kaltura」、コンテンツ作成ツール「iTutor」、剽窃チェック&教育ツール「Turnitin」など、LMSの価値を高めることができる各種関連ツールもあわせてご紹介する予定ですので、是非弊社ブースにお気軽にお立ち寄りください。 EDIX開催概要 日時 2016年5月18日(水)~20日(金) 10:00~18:00 場所 東京ビッグサイト ブースNo.【11-30】 費用 無料(事前登録制です。招待状のご送付を承りますので、必要な際はお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。) *詳しい出展内容はこちらからご覧いただけます。 第7回教育ITソリューションEXPO(EDIX2016)に出展 教育・学習改善に向けた次の行動につながるLearning Analyticsソリューションをご紹介! https://www.assistmicro.co.jp/events/20160518-20edix2016/ Blackboard Japan Tour 2016開催 EDIXの翌週5月27日(金)には、Blackboard社の教育ソリューションをご紹介するセミナー「Blackboard Japan Tour 2016」を開催します。Blackboard社より各ソリューションの担当者が登壇し、最新のソリューション動向に関する講演を行います。ここでも、EDIX同様、ラーニング・アナリティクスが大きなテーマとなります。 Blackboard Japan Tour 2016 ~Blackboard社のLearning Analyticsソリューション、遂に本邦初登場~ LMSの利用が進むにつれ、教育関係者の皆様は蓄積された学習活動データの分析・活用への関心も増していることと存じます。Blackboardは、コースマネジメント、ラーニングマネジメント、ポートフォーリオに加えて、ラーニングアナリティクスのソリューションを用意しています。蓄積された学習活動データを分析し教員と学習者に有益な情報として提供するLearning Analyticsから、教学IRに必要な組織としての教育情報の提供まで、BlackboardのLearning Analyticsソリューションは、幅広く分析レポートをご提供します…… Moodlerooms関連としては、「企業様向けソリューションMoodleroomsとX-Ray Learning Analytics ―学習者(従業員)の振り返りとして―」と題し、Blackboard社オープンソース・ソリューション担当のFoong Yee Leong女史が、Moodleroomsのラーニング・アナリティクス・ソリューションについて、皆さまにご紹介する予定としております。 Blackboard Learnとそのラーニング・アナリティクス・ソリューション「Analytics for Learn」に関する講演も予定されており、今熱い目が注がれているラーニング・アナリティクスについて、その概要とメリットを知る絶好の機会となるでしょう。現在、お申し込みを受付中ですので、ぜひご来場頂ければ幸いです。 Blackboard Japan Tour 2016開催概要 日時 2016年5月27日(金) 12:30-15:30 場所 ベルサール東京日本橋 (東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 4階 Room H+I)[ アクセスマップ ] 費用 無料 詳細・申込 https://www.assistmicro.co.jp/events/20160527bb-japan-tour-2016/* 開催日前日18日まで受付しています 6月以降も… 6月以降も、皆さまのお悩み解決という視点からのセミナーなどをどんどん企画していく予定でおります。引き続き、Moodleroomsをよろしくお願いします。 我々Moodleroomsチームは、これらのイベントを通じて皆さまと触れ合い、皆さまのニーズを肌で感じながら日々進化を続けていきたいと考えています。
関連サービス
-
Blackboard Open LMS
クラウドベースの学習管理システム「Blackboard Open LMS」(ブラックボード オープン エルエムエス)は、さまざまな組織のオンライン教育・学習を柔軟にサポートする教育ソリューションです。学習者の立場や能力に応じた教育をオンラインで提供でき、学習管理や成績・スキルの把握、学習効果の測定も簡単。モバイルにも対応し、いつでもどこでも利用できる学習環境を提供できます。
詳しく見る -
Rosetta Stone
言語学習ソリューション「Rosetta Stone」(ロゼッタストーン)は、最大24種類もの外国語を実用的なレベルで習得できるオンラインの語学トレーニングプログラムです。日本語を介さず外国語のみで構成された独自のプログラムやネイティブのコーチと会話できるレッスンなど、オンラインで基礎から実践力まで着実に語学スキルを育成できます。
詳しく見る -
Turnitin
剽窃チェック&教育ツール「Turnitin」(ターンイットイン)は、学生が作成したレポートや論文の独自性を自動的にチェックし、適切な引用方法や文章作成力を育成するためのオンラインツールです。インターネット上や学内にある既存の学術情報と、“どの文章がどれだけ似ているか”という類似性をすばやく確認でき、不適切なコピペや引用が疑われる箇所の指導を行えます。また、提出物への細やかなフィードバックや成績評価、学生同士によるピアレビューもオンライン上で行えます。
詳しく見る -
Labster
バーチャルラボシミュレーション「Labster」(ラブスター)はSTEM分野における実験や最新装置の操作を仮想体験しながら、理論学習や確認テストにより効果的に知識の定着を実現します。ゲーム感覚でシミュレーションを行うことで、学生のモチベーションアップに貢献。既に海外の多くの教育機関で導入されており、学習成果が実証されています。Labsterで “一歩進んだ教育” を目指しませんか?
詳しく見る -
Kaltura
統合動画プラットフォーム「Kaltura」(カルトゥーラ)は、動画の配信・編集・管理・分析が可能なソリューションです。マルチデバイスに対応した遠隔教育の実施や学習管理システムとの連携など、教育シーンで活用することで、学習効果の高い動画教材を柔軟に取り入れた、より質の高い教育・研修をサポートします。
詳しく見る
ご不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
メールフォームでのお問い合わせ
お問い合わせフォーム〒164-0012 東京都中野区本町3-31-11 7F